目の下&ほおのたるみの原因と対策

掲載日:2024/08/07
更新日:2024/08/19
目の下&ほおのたるみの原因と対策
スキンケア
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なんだかフェイスラインがぼやけてきた、顔全体が下に垂れ下がってきたかも、と感じたら肌のたるみに注意です。年齢を重ねるにつれて気になってくるたるみですが、加齢によるものだから仕方ない、とあきらめてしまうのはもったいない!この記事ではたるみの原因や対策方法、たるみが気になってきたという方におすすめのメイクアイテムなどをご紹介しています。

肌の弾力性が失われるおもな原因

見た目の印象に大きく影響する肌のたるみ。ここでは、肌の弾力が失われる原因について詳しくみていきましょう。

紫外線によるダメージ

地上に降り注ぐ紫外線のうち、肌に影響を及ぼすのは「UV-A」と「UV-B」の2種類です。
「UV-B」はエネルギーが強く、日焼けの主な原因となります。「UV-A」は「UV-B」ほど肌への急激な変化は与えないものの、波長が長いためじわじわと肌の奥深くまで到達し、シミやしわを引き起こす原因となることが分かっています。
コラーゲンやエラスチンなど、肌のハリや弾力を支える成分の生成を行う繊維芽細胞にダメージを与えるため、「UV-A」は肌のたるみにも大きな影響をおよぼします。

真皮の薄化

肌は、上から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層から成ります。特に真皮は中でも一番厚みがあり、肌のハリや弾力を支える役割を担っています。
真皮はコラーゲンやエラスチンといった繊維でできており、その繊維のすき間をヒアルロン酸などが埋め、肌の水分や弾力を保っています。
コラーゲンやエラスチンは年齢を重ねるごとに減少するとされており、それに伴い真皮も薄くなっていきます。
その結果、肌はハリと弾力を失い、しわやたるみが発生しやすくなります。

タンパク質の糖化

糖化とは、体内でタンパク質や脂肪が余分な糖と結びつく現象をいいます。
活性酸素による酸化が「体のサビ」と呼ばれるのに対し、糖化は「体のコゲ」とも呼ばれます。
この糖化によって生み出される「AGEs(終末糖化産物)」は肌の老化を促進するだけでなく、さまざまな病気の原因になるとされています。「AGEs」は真皮に存在するコラーゲン、エラスチンなど肌の弾力を支える繊維同士をくっつけてしまうため、糖化が進むと繊維の柔軟さが失われて固くなり、壊れやすくなって肌のたるみにつながります。

たるみをケアしたい人に、すぐに取り入れてほしい対策方法

肌のたるみが気になったら、早めの対策でケアしましょう。ここではすぐに取り入れられるたるみ対策の方法についてご紹介します。

表情筋を動かす

顔のたるみには、筋肉の衰えも関係しています。顔の筋肉は30種類以上あり、それらを合わせて「表情筋」と呼びます。
表情筋は、皮膚の近くにある「表層筋」と、骨の近くにある「深層筋」の2つに分けられます。これらの筋肉が相互に作用し、人間の複雑な表情を作り出しているのです。

一般的に40歳を過ぎた頃から筋繊維の本数が減少し始める傾向があり、意識して筋肉を鍛えていなければ全身の筋肉が衰え始めます。表情筋が衰えると脂肪や皮膚が支えきれなくなり、たるみやしわにつながります。
筋肉は使っていないと衰えるため、普段から意識して動かすことも大切です。無表情だと表情筋がほとんど使われないため、笑顔を心がけたり口角を上げるようにしたりと、日常生活の中での表情に気をつけてみましょう。

保湿をしっかりと

肌の乾燥も、たるみを引き起こす原因のひとつです。肌の水分が不足すると皮膚の新陳代謝が悪くなり、肌のバリア機能が低下します。するとさらに水分が外へ蒸発し、ますます肌が乾燥するという悪循環に陥ってしまうのです。
肌が乾燥するとハリがなくなり、肌がなんとなくたるんだ状態になります。これを放置していると肌の老化につながりますから、たるみを未然に防ぐためにも、日頃の保湿ケアが重要です。
洗顔後には時間を置かずに化粧水と乳液で保湿し、肌のうるおいをキープしましょう。肌は日中も、紫外線やエアコンの風などの影響で乾燥しがちです。目や口の周りなど、乾燥しやすい箇所をメイクの上から乳液やクリームを軽く押さえたり、ミストタイプの化粧水で保湿するなど、昼間も肌にうるおいを補給するのがおすすめです。

紫外線対策は万全に

紫外線は肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞を傷つけるだけでなく、肌の乾燥を招く原因にもなります。たるみ予防には、紫外線対策を徹底することが大切です。
肌に影響を与える紫外線は、肌の表面にダメージを与え日焼けやしみを引き起こす「UV-B」と、肌の奥までじわじわと侵入して肌のハリ不足やしわを引き起こす「UV-A」の2種類があります。日焼け止め製品などに記載されている「SPF」は「UV-B」に、「PA」は「UV-A」に対してどれくらいの効果があるかを示しています。
日常生活では「SPF20~30、PA++」程度で十分ですが、外出やレジャーなどで紫外線にさらされる時間が長い場合などは「SPF30~50、PA++++」の製品を使用するなど、出かける場所や天候によって使い分けると良いでしょう。
また日焼け止め製品は、汗で流れたりムラができたりすると効果を十分に発揮しないため、こまめに塗り直して均等になるように塗りましょう。日焼け止めクリームなどに加えて、帽子やサングラス、日傘などを併用するとより効果がアップします。

メイクでできる対策

メイクでできる対策

たるみケアを続けながら、たるみをカバーするメイクも取り入れてみましょう。顔の印象が変わると気分もアップします。ここでは、メイクでできるたるみ対策をご紹介します。

ファンデーションでほうれい線をぼかして目立たなくする

老け見えの原因になるほうれい線をメイクで目立たないようにカバーするときのポイントは、ツヤっぽい仕上がりにすることです。パウダーファンデーションで粉っぽい仕上がりにするとほうれい線が強調され、実年齢より上に見られてしまう原因に。ほうれい線カバーには、ツヤのある仕上がりになるリキッドファンデーションを使うのがおすすめです。
リキッドファンデーションを額・頬・あごに少量のせ、スポンジで顔の内側から外側に向かってのばしていきます。ほうれい線や小鼻の周り、目元などにムラができないよう気をつけましょう。ファンデーションを追加すると、厚塗りになりメイクがよれやすく、しわが目立ちやすくなるためNGです。ツヤのある薄付きメイクに仕上げましょう。

コンシーラーでたるみ・ほうれい線カバー

コンシーラーでほうれい線をカバーするときのポイントは、ほうれい線の影を光で飛ばすこと。自分の肌色より、ワントーン明るいコンシーラーをチョイスしましょう。ここでも厚塗りはNGです。コンシーラーをほうれい線の溝に埋めてカバーするのでなく、明るいコンシーラーで光を反射させてしわを目立ちにくくします。
リキッドファンデーションを顔全体に塗り終わったら、コンシーラーをほうれい線をまたぐようにして斜め上に向かって3~4本、ラインを引くようにして置きます。ちょうど猫のひげのようなイメージです。コンシーラーをトントンと上に向かってなじませ、リキッドファンデーションとコンシーラーの境目が分からないようになじませたら完成です。

チークの高さを見直す

頬の位置が下がってきたように感じたら、チークの位置を変えてみましょう。チークを置く位置を高めにすることで、リフトアップしたような印象が期待できます。
目じりの骨のくぼみに指を2本置いて、指の下に来る位置を起点にします。チークをブラシにとって起点にのせ、ブラシで横向きに優しくぼかしていきます。ポイントはチークの縦幅が鼻先より下にならないよう、横幅は黒目の真ん中より内側にならないようにすること。
チークの色は、頬に自然な血色を与える赤味のあるオレンジやコーラルピンクがおすすめです。

アイラインで目元のたるみをカバー

アイラインを引くときのポイントは、目じりのラインの角度に気をつけることです。下まぶたの目じりの延長線上にアイラインの先端がくるよう、角度を意識しながらアイラインを引きましょう。この角度よりもアイラインが下になると目じりが垂れて見え、たるみが強調されてしまいます。

顔のたるみ対策におすすめの商品

鏡を見るたびに気になるたるみ。メイク方法を少し変えるだけで、見た目の印象はパッと変わります。ここでは顔のたるみをカバーしてくれるメイクアイテムをご紹介します。

30秒で悩みカバー 理想的なうるツヤ肌へ導く

Aluce luce Plus クッションファンデーション 01 ナチュラルベージュ(ケース+リフィル)セット

Aluce luce Plus クッションファンデーション 01 ナチュラルベージュ(ケース+リフィル)セット

年齢を重ねるごとに気になるシミ、くすみ、乾燥などの肌悩みをひと塗りでカバー。これひとつで美容液・日焼け止め・化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・ハイライトの6役を持つ便利なファンデーションです。ソフトフォーカスパウダーが肌表面で光を拡散し、ぼかし効果で気になる毛穴やシワを自然にカバーしながら透明美肌へ導きます。

土台から湧き上がるようなハリ感へ導く。

CLESCIENCE Beaute トランス パワー セラム

CLESCIENCE Beaute トランス パワー セラム

「理想的な肌を再構築する」という発想から生まれたCLESCIENCE Beauteシリーズ。肌の土台づくりに欠かせないコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・ビタミンCをはじめとした成分が贅沢に配合され、肌にハリと弾力を与えてふっくらとした柔肌へ導きます。

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ハリ不足やたるみの原因とおすすめな美容成分

掲載日:2024/06/06
更新日:2024/06/06
ハリ不足やたるみの原因とおすすめな美容成分
メイク
  • ハリ
  • たるみ
  • 美容液

年齢とともに肌のハリが不足したり、たるみが気になったりする人も多いでしょう。この記事では、肌のハリ不足やたるみの原因について解説しています。またハリ不足の改善に効果的な美容液を見つける方法や、最新のおすすめ美容液についても紹介しています。

ハリ不足やたるみの要因

肌にハリが不足し弾力が低下してしまうと、肌がもたついた印象になり、老け見えの原因となります。また化粧のノリも悪くなるため、早めに対策をしておきましょう。また肌がたるんでしまうと、ほうれい線やシワも目立ってしまいます。肌のハリ不足やたるみはどのようにして起こるのでしょうか?ここでは、肌のハリ不足やたるみの原因について5つ解説します。

肌の乾燥

肌が乾燥し、肌に含まれる水分量を保持できなくなることが、肌表面のハリや弾力が失われる要因のひとつです。乾燥は、不十分なスキンケアや外気の乾燥による影響が原因として挙げられます。また肌が乾燥すると、コラーゲンやエラスチンの機能が低下します。肌のハリや弾力が失われることで、もたついた印象になり老け見えが生じる可能性も高まります。

筋肉の衰え

年齢を重ねるとともに筋肉量が減少することで、表情筋などの皮膚を支える筋肉が衰え、たるみやハリ不足の原因となります。加齢は誰にでも起こる仕方のないことですが、表情筋の衰えは特に老け見えの要因となりやすいポイントです。また、普段の表情の変化が少なくなることでも表情筋は衰えます。

紫外線

紫外線は肌に様々なダメージを与えます。紫外線は、肌の奥にあるコラーゲンや肌に弾力をもたらすエラスチンを破壊し、さらに肌のバリア機能を低下させます。そのため紫外線を浴びてしまうことで、肌のハリや弾力が低下するだけでなく、たるみやしわが引き起こされる可能性があるのです。

脂肪

脂肪が蓄積されると、重力の影響で肌がたるみやすくなります。表情筋が脂肪を支えきれなくなり、たるみが生じるためです。脂っこい食事や運動不足を改善し、適切な栄養摂取と運動を行うことで、脂肪の蓄積を防ぎ顔のたるみを予防できます。

肌の酸化

肌に活性酸素が蓄積することで、たるみの原因になることがあります。酸化の主な原因は紫外線ですが、他にもストレスや食事、喫煙などが挙げられます。肌の内部で酸化が進行すると、たるみだけでなくシミやしわなどあらゆる肌トラブルが引き起こされます。予防するためには、日傘や帽子などによる紫外線対策、ストレス管理など、酸化を抑制する生活習慣が肌の健康を保つうえで大切です。また若い頃は活性酸素を除去する機能が高いものの、歳を重ねることで徐々に減少していきます。そのため、肌の状態に合わせた美容液の使用やエイジングケア*が必要になるでしょう。

*年齢に応じたお手入れ

ハリ不足や弾力の低下におすすめの美容液の選び方

ハリ不足や弾力の低下が気になり始めたら、毎日のスキンケアをチェックしてみましょう。クレンジングや洗顔が適切か、肌にあった基礎化粧品を使用しているか、外出時の紫外線対策は万全か確認しましょう。そのなかでも、美容液を見直すことは特に大切です。ここでは、ハリ不足や弾力の低下が気になる人の美容液選びについて解説します。

ハリ不足やたるみに効果的な成分が配合されている美容液

美容液を選ぶ際には、ハリ不足やたるみに効果的な成分が含まれているかどうかチェックしましょう。 たるみの原因が加齢にある場合は、エイジングケア*成分が含まれているものが良いでしょう。エイジングケア成分には、以下のようなものがあります。

● レチノール

皮膚の表面に吸収され、真皮でコラーゲンの生成を促進することで、肌のハリを改善ししわやたるみを軽減します。

● ナイアシンアミド

皮膚バリアを強化し、真皮でのコラーゲン合成を促進することで、肌のハリをサポートし、しわを改善します。

● プラセンタエキス

肌の再生を促進し、コラーゲンやエラスチンの生成をサポートして、肌のハリや弾力性を向上させます。

*年齢に応じたお手入れ


また紫外線による乾燥やダメージが原因であれば、以下のような成分が含まれたものがおすすめです。

● セラミド

肌のバリアを強化し、水分を保持する働きがあります。肌の乾燥を防ぎ、ハリや弾力を与えます。

● グリセリン

水分を肌に保持することで、肌の潤いを保ちます。

● コラーゲン

肌のハリや弾力性を維持するために重要な成分ですが、加齢とともに減少します。肌に潤いを与え、しわやたるみを軽減します。

肌質や悩みにあった美容液

美容液を選ぶ際は、肌質にあったものを選ぶことが大切です。とくに年齢を重ねると、肌のバリア機能が低下することで刺激に敏感になりがちです。そのため、できるだけ肌に刺激を与える成分を含んでいないものを選びましょう。肌に刺激を与える可能性のある成分には、以下のようなものがあります。いずれも美容液のパッケージに表記されているため、乾燥や刺激が気になる人はチェックしてから購入しましょう。

  • ・アルコール
  • ・一部の合成香料
  • ・鉱物油(ワセリン、ミネラルオイル、パラフィンと表記される)

継続しやすい価格の美容液

美容液の効果を体感するためには、同じものを継続して利用する必要があります。そのため、高価すぎるものを選んでしまうと続けることが難しくなり、必要な効果を得られません。懐事情と相談し、無理なく続けられるものの中から自分の目的や肌に合ったものを選ぶことが大切です。

ハリ不足や弾力の低下におすすめの美容液

ハリ不足や弾力の低下におすすめの美容液

ここでは、実際にハリ不足や弾力の低下におすすめの美容液を紹介します。

プロポリスエキスの美容成分が肌に潤いとツヤを与える保湿セラム

【CNP Laboratory】CNP PROPOLIS ENERGY AMPULE プロP セラム 15ml

【CNP Laboratory】CNP PROPOLIS ENERGY AMPULE プロP セラム 15ml

「【CNP Laboratory】CNP PROPOLIS ENERGY AMPULE プロP セラム 15ml」は、乾燥をケアしうるおいある肌へ導く保湿美容液です。 この美容液には、肌を保湿しハリを取り戻すための、ハチの巣から抽出したプロポリスエキス成分が使用されています。これにより弾力を失った肌にハリと潤いを与え、いきいきとしたふっくら肌へと導きます。さらにCNP Anti-Irritant Complex(ザクロ果実エキス、イチジク果実エキス、ツルニンジン根エキス、メリッサ葉エキス)とβーグルカン、マデカッソシド成分が配合されており、肌への外部刺激によるストレス*をケアしながら、肌をすこやかな状態へと整えます。さらにヒアルロン酸Naが肌の保水力をアップし、加齢や乾燥によって失われがちな肌の水分を守り、長時間しっとりとした肌をキープします。継続することで、乾燥によるハリ不足や弾力の低下をケアし、輝くようなツヤとハリのある肌に近づけます。

*乾燥によるもの

シワとシミにW効果、美を制する渾身の1本

PURE’D 100 PERFECTION リンクル ホワイト クリーム

PURE’D 100 PERFECTION リンクル ホワイト クリーム

「PURE’D 100 PERFECTION リンクル ホワイト クリーム」は、女性のエイジングケアのために作られた、シワ改善と美白*1効果を兼ね備えたクリームです。活力のある若々しい印象を与えるためには、年齢に合わせた日々のスキンケアが欠かせません。有効成分のナイアシンアミドに加えて、乾燥によるハリや弾力不足をケアするうるおいをサポートする成分も配合されています。またアレルギーテストも実施*2しており、多くの人が気兼ねなく使える優しい使い心地になっています。いつまでも女性らしさに満ちた肌を実現し、年齢に関係なく美しい肌を保つことができます。

*1メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
*2全ての人にアレルギーが起こらないというものではありません

日中、クッションファンデーションを使うなら日焼け止め成分、美容液成分が入っている製品がおすすめ

1日の終わりに、化粧水や美容液を使って肌の状態を整えることがハリや弾力不足のケアに重要です。また日中には紫外線・乾燥対策を取り入れたメイクをすることで、外部からの肌ストレスを軽減しハリ不足をケアできます。
この際におすすめなのは「クッションファンデーション」の活用です。クッションファンデーションは液体状のファンデーションをクッションに染み込ませたもので、高いカバー力を保ちながら肌に潤いをもたらします。またUVカット成分や美容成分を含んでいるアイテムが多く、クッションファンデーション一つでハリや弾力不足がケアできるでしょう。なかには下地を必要としないものもあるため、メイクの時間を格段に短縮してくれます。さらにコンパクトタイプのパッケージが多いため、かんたんに収納できます。外出先でメイク崩れや乾燥が気になった際には手軽に直せて、日中のハリや弾力不足ケアにうってつけのファンデーションです。

BEAUTY COLUMN 関連コラム

失敗しない毛穴ケア!黒ずみ・開き・たるみなど原因別に対処方法を解説!

掲載日:2021/12/17
更新日:2024/07/05
悩み
  • 毛穴ケア
  • 黒ずみ
  • 開き
  • たるみ

正しい毛穴ケアとは?毛穴の仕組みや黒ずみ毛穴、たるみ毛穴など5つのタイプ別毛穴トラブルの特徴と対処法を詳しく解説しています。さらに毎日の洗顔方法や週に1度の毛穴ケアなど、毛穴トラブルの改善に役立つおすすめの毛穴ケアもご紹介しています。

毛穴ってどうなってるの?

毛が皮膚に埋まっている部分を「毛包」といいます。この毛包が皮膚の表面で開いた部分が「毛穴」です。毛穴には皮脂を分泌する皮脂腺も一緒に付いていて、毛穴から皮脂を出すことで肌のうるおいを調節する役割を持っています。
顔は体の中でも毛穴の数が多い部位です。肌の乾燥を防ぐ大切な役割を持つ皮脂腺ですが、年齢や環境、体調など様々な原因によって皮脂の分泌量が乱れると、毛穴が開いてしまったり詰まってしまったりと皮膚のトラブルが起こりやすくなります。

5つのタイプの毛穴トラブルを紹介!

ひとことで毛穴トラブルと言っても様々な種類があります。ここでは5つのタイプの毛穴トラブルの特徴とその原因について解説していきます。

開き毛穴の特徴と原因

開き毛穴は毛穴が開いて目立ちやすくなってしまうトラブルです。特に顔は体の他の部分と比べて皮脂腺が発達しているため、開き毛穴が目立ちやすい部分です。過剰な皮脂の分泌や肌の乾燥、紫外線や加齢などが原因で引き起こされます。

たるみ毛穴の特徴と原因

肌のたるみによって、本来は丸い形をした毛穴が縦に伸びて目立ってしまうトラブルです。指で肌を上に引き上げると毛穴が目立たなくなるようであれば、肌のたるみが原因と考えられます。加齢や紫外線などが原因となり、肌のハリが失われることで引き起こされます。

つまり毛穴の特徴と原因

角栓が毛穴を詰まらせてしまうトラブルです。角栓とは、皮脂と古い角質が混ざり合ったもの。毛穴に角栓が詰まってしまうと、本来排出されるべき皮脂が毛穴の内部に溜まってしまいます。特に鼻の頭や小鼻にできやすく、皮脂の過剰な分泌や不十分な洗顔、他にもストレスや睡眠不足からくるホルモンバランスの乱れによっても引き起こされます。

黒ずみ毛穴の特徴と原因

角栓が毛穴を詰まらせ、さらに黒ずんだ状態になってしまうトラブルです。Tゾーンや頬、小鼻などによく見られます。毛穴が黒ずんでしまう原因は、毛穴に詰まった角栓の酸化や汚れの付着、または皮膚の内側から排出されたメラニンによるものとされています。

すり鉢状毛穴の特徴と原因

毛穴の出口が本来の大きさよりも大きく開き、すり鉢状になって目立ってしまうトラブルです。特に頬やTゾーンなどに多く見られます。皮脂の過剰な分泌や毛穴の詰まりからくる炎症、ターンオーバー(肌の代謝)の乱れなどが原因で引き起こされるとされています。

タイプ別の毛穴トラブル対処法を紹介!

毛穴トラブルの5つのタイプをご紹介しましたが、ここではタイプ別の毛穴トラブルの対処法について詳しく解説していきます。

開き毛穴の対処法

開き毛穴を目立たなくするためには、メイク汚れや皮脂汚れをしっかり取り除くことが大切です。クレンジング・洗顔は丁寧に。また、皮脂の過剰な分泌を抑えるために肌の水分量を適切に保つことも重要です。洗顔後には保湿をしっかりと行いましょう。
栄養に偏りのある食事も皮脂の過剰な分泌につながるので、インスタント食品やファーストフードなどをできるだけ少なくし、栄養バランスの取れた食事を心がけることも効果的です。

たるみ毛穴の対処法

肌のたるみによって引き起こされるたるみ毛穴は、肌のハリを取り戻すことが最善の対処法です。まずは洗顔後の保湿をしっかりと。さらにエイジングケアクリームなどで肌のハリや弾力を取り戻すサポートをしてあげましょう。マスク生活で表情筋をあまり使わなくなっていることもハリが失われる原因のひとつ。保湿後にマッサージを取り入れて表情筋をほぐすことも効果的です。

つまり毛穴の対処法

角栓が詰まっているとついつい強く洗って角栓を取りたくなってしまいますが、強くこするのは肌を傷つけてしまうためNGです。クレンジングや洗顔は優しくしっかりと行い、焦らず角栓を取り除いていきましょう。洗顔前に蒸しタオルなどで顔を温めるのがおすすめです。皮脂が緩んで毛穴に隙間ができ、角栓が取れやすくなる効果があります。

黒ずみ毛穴の対処法

黒ずみ毛穴が気になる場合は、つまり毛穴の場合と同じように蒸しタオルなどで肌を温めてから洗顔をすると詰まった角栓が取れやすくなります。合わせて黒ずみの原因となるメラニン色素対策のために美白ケアも行うと良いでしょう。洗顔後には美白有効成分の入った美容液で肌のうるおいをキープすることも大切です。肌を柔らかくほぐして汚れを落とすオイルパックや、毛穴を開いて汚れを落としやすくするスチーマーを使用するのもおすすめです。

すり鉢状毛穴の対処法

すり鉢状毛穴はその形状から汚れが溜まりやすく、炎症を起こしやすいため丁寧なスキンケアが大切です。肌に刺激を与えないように、洗顔・クレンジング・保湿をしっかりと行いましょう。さらにすり鉢状毛穴は肌のターンオーバー(肌の代謝)の乱れも原因のひとつとされているため、睡眠時間を十分にとることと、栄養バランスのとれた食事を心がけることも効果的です。

絶対にやってはいけない!NG毛穴ケアとは?

誤ったケアをしていると、毛穴トラブルがより悪化してしまう可能性が。ここからはやってはいけない毛穴ケアについて解説していきます。

小鼻の角栓を指で押し出す

ついつい押し出したくなってしまう小鼻の角栓ですが、指で強く押したり絞り出そうとするのはNGです。雑菌が入って炎症を起こしてしまったり、かえって毛穴が広がってしまう恐れがあります。

吸着が強すぎるパックを使用する

吸着力が強すぎるはがすタイプのパックは、はがすときに毛穴と周囲の皮膚にも強い刺激を与えてしまいます。肌の水分や油分を余分に取り除いてしまい肌へ負担をかけてしまうため、毎日の使用は控えた方が良いでしょう。

強く洗顔をしてしまう

洗顔のときにゴシゴシ力を入れて洗うと肌に刺激を与えてしまい、乾燥の原因に。皮脂が過剰に分泌されたり、正常なターンオーバーの乱れを引き起こす恐れがあります。

保湿ケアをおろそかにする

保湿は毛穴ケアに欠かせません。肌の水分量が乱れがちになる洗顔後はすぐに化粧水と乳液でしっかりと保湿を行いましょう。

毛穴トラブルを防ぐ!正しい洗顔方法と毛穴ケア!

毛穴ケアの基本は正しい洗顔から。毎日行うケアだからこそ、毛穴トラブルを防ぐ肌に優しい洗顔方法をマスターしておくことが大切です。さらに週に一度のスペシャルケアを加えてすべすべのお肌を目指しましょう。

毎日の洗顔

① まずは泡立てネットなどで洗顔料をふわふわになるまでよく泡立てたら、ふわふわの泡で顔全体を丁寧に洗っていきます。

② 最初に小鼻やおでこなどの皮脂の多い箇所を、口元、目元などの乾燥しやすい箇所は最後に、軽くなじませるようにして洗います。手で強くこするのではなく、ふわふわの泡をクッションのようにして包み込むように洗うのがポイントです。

③ すすぎ残しがないように、ぬるま湯で丁寧に泡を洗い流します。泡をすすぐときには30度程度のぬるま湯を使うのがポイント。冷水だと皮脂やメイクが固まってしまい、十分に洗い流せない可能性があります。逆に熱すぎるお湯だと必要な皮脂までが洗い流されてしまい、肌の乾燥を招く原因になってしまいます。

④ 泡を洗い流したら、タオルを軽く押し当てるようにして水気を取ります。このときのポイントはごしごしと力を入れて顔をこすらないこと。摩擦で肌がダメージを受けてしまいます。水気を拭き取ったらなるべく早く保湿をしましょう。

植物エキスと酵母エキスの新・発酵美容

おすすめアイテム①
【美肌ステファニー】美肌ステファニー ソープ ウォッシュ

植物エキスと酵母エキスがたっぷり含まれたきめ細かな泡が、肌を穏やかにすっきりと洗い上げてくれます。豊かな泡で顔全体を包み込むようにして洗うことで、毛穴の汚れもキレイにオフできます。

弾力のある濃密泡でうるおいを守り、なめらかな洗いあがりへ。

おすすめアイテム②
【PURE’D 100 PERFECTION】ピュアード100パーフェクション リフレッシュフォーム

たっぷりの泡でうるおいを与えながら、同時にしっとりと洗い上げる「PURE’D 100 PERFECTION リフレッシュフォーム」。洗っている最中から、毛穴ひとつひとつがすっきりと感じます。洗顔後は、やわらかな肌へ導いてくれる洗顔フォームです。

小鼻の毛穴汚れを落とし、つるつる肌に仕上げてくれるケアセット

おすすめアイテム③
【CNP Laboratory】CNP ANTI-PORE BLACK HEAD CLEAR KIT ブラックヘッド クリアマスク 2.5ml ×10枚, 3ml×10枚

小鼻の毛穴汚れをしっかり落とし、つるつる肌に仕上げてくれる小鼻ダブルケアセット。ブラックヘッド クリアマスクで角栓黒ずみなどの毛穴汚れをしっかりと落とし、ポォーマスクで保湿・引き締めなどのアフターケアをすることで、きれいなつるつる肌に導きます。

週に1度の毛穴ケア

①酵素入り洗顔料

角栓は、古い角質と皮脂が混ざってできたもの。角質はタンパク質でできています。そのため、タンパク質を分解する酵素が配合された洗顔料を使うことで角栓を分解してくれるという効果が。ただし酵素入りの洗顔料は皮脂を除去する効果も高いため、特に乾燥肌の方は使用頻度が高いと肌が乾燥しやすくなってしまう可能性もあります。最初は週に1回から始めてお肌の様子を見てみてくださいね。季節や肌質にもよりますが、週に1回~3回の使用がおすすめです。

②毛穴パック

毛穴に詰まった角栓を吸着して取り除く毛穴パック。オーソドックスなのはシートを貼り付けてはがすタイプではないでしょうか。角栓がごっそり取れて気持ち良いですが、肌に必要な角質や皮脂も一緒に取り除いてしまう可能性があるため、使用するのは週に1回程度がおすすめです。はがすタイプの他にも、クレイ系やオイル系の洗い流すタイプの毛穴パックもあるので、ご自分の肌質に合ったものを見つけてぜひ毛穴ケアに取り入れてみてくださいね。

毛穴ケアでトラブル知らずの肌へ

一度気が付くと気になってしまう毛穴のトラブル。正しい毛穴ケアをして、毛穴の目立たないすべすべのお肌を手に入れましょう。

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