毛穴に詰まった角栓は取る?取らないとどうなる?肌をいじめない毛穴ケアのススメ

掲載日:2021/05/14
更新日:2024/07/05
悩み
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毛穴に詰まった黒ずみ汚れや角栓。「無理に取ってはいけない」と言われるけれど、放っておくと毛穴を広げてしまうことがあります。毛穴汚れの正体を知っておけば、肌を傷めにくい毛穴ケアが可能に。毛穴の悩みを忘れるような、つるつるの肌を目指しましょう。

皮脂が多いわけでもないのに、ポツポツと目立つ毛穴の黒ずみ…。丁寧にクレンジング・洗顔していても、汚れが詰まってくることがありますよね。

「押し出しや毛穴パックは肌を傷める」とよく言われるけれど、ではどうすればいいの?と悩ましいところ。毛穴に汚れを詰まらせない方法と、詰まったときの取り除き方をご紹介します。

まずは毛穴汚れの正体を押さえておきましょう。

なかなか落ちない毛穴汚れは古い角質が7割!

毛穴の汚れ(角栓)は「皮脂」と「角質」が混ざり合ったものです。残ったメイク汚れが原因と思われがちですが、角栓の約7割*1を占めるのは角質(タンパク質)。油性の汚れではないので、クレンジングオイルでゴシゴシこすっても、なかなか落ちないのです。

角質が毛穴に詰まる主な原因は、ターンオーバー(細胞が生まれ変わるサイクル)の乱れ。肌が乾燥したり摩擦刺激を受けたりすると、ターンオーバーが早くなり、余分な角質が増えてしまいます。

古い角質が自然に取れるまでどのくらいかかる?

健康なお肌であれば、新陳代謝が活発な若者で約28日間、新陳代謝が衰えてくる30代から40代で約45日間という周期で、古い角質から新しい角質へと入れ替わります。このサイクルをターンオーバーといいます。しかし、睡眠不足やストレス、バランスの悪い食生活などが原因でこのサイクルに乱れが生じてくると、本来剥がれ落ちるはずの角質が毛穴などにこびりついてしまうことがあり、長いと半年以上排出にかかるケースもあります。

角栓を自分で取らないとどうなる?

角栓はターンオーバーの乱れや紫外線、スキンケアの間違ったやり方などが原因で毛穴に溜まり、古い角質と皮脂が混ざり合い固まってできたものです。取らずにそのままにしてしまうと、皮脂の部分が酸化して黒く変色していきます。それが黒ずみとなって毛穴を塞ぎ、いちご鼻やニキビなどの原因となります。さらに、長い間排出されずに残っていた角栓の下には新しい角質が積み上げられているため、入れ替わっても見た目はあまり変わらないということが多くあります。

毛穴に汚れを溜めないためには

1.ターンオーバーが乱れないように、丁寧に保湿して乾燥を防ぐこと
2.朝と夜、洗顔料を使って古い角質を落とすこと


が基本です。ただし急に増えて厚く積み重なった角質は、通常の洗顔料では落としきれないことがあります。

おすすめはAHA(フルーツ酸)配合の洗顔石けん。AHAには硬くなった角質を柔らかくする働きがあるので、肌をこすらず優しく落とすことができますよ。

AHA配合の美容液やふきとりローション、ピーリングジェルなどの角質ケア化粧品もあります。

とはいえ毛穴の中でもターンオーバーは起きているので、角質ケアをしても溜まることがあります。放っておくと大きくなり、毛穴を広げることも…。目立つものは取り除いてしまいましょう。

角質ケアにおすすめ!
植物エキスと公募エキスの新・発酵美容
美肌ステファニー ソープ ウォッシュ

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溜まった毛穴汚れは育つ前に取る!

毛穴から顔を出している汚れを、指で軽く押して取るのはOKです。

お風呂上がりや蒸しタオルで温めた後など、角栓が柔らかい状態で行うと取りやすいですよ。次のポイントを押さえて行いましょう。

○洗顔後、肌が清潔な状態で行う
○指の腹で軽く押し出す。強く押したり爪を立てたりして、無理に取らない
○取った後は収れん化粧水などで肌を引き締めてから、しっかり保湿する


鼻に貼って剥がすタイプのパックは、健康な角質まで剥がし、刺激になりやすいので避けてくださいね。

▼毛穴汚れについて気になる方はこちらもチェック!
鼻の角栓の取り方とは?原因や正しいスキンケア方法を紹介!

角質ケアのための正しい洗顔方法は?

強い力で無理やり取り除くことはさまざまな肌トラブルの原因となります。お肌に刺激を与えずにやさしく取り除いてあげることが大切です。ここでは角質ケアの正しい洗顔方法のポイントを紹介してきます。

ステップ①クレンジングで脂汚れを落とす

まずはクレンジングです。クレンジングは、角栓やメイクなど油性の汚れを専門に落とします。適量のクレンジング剤を手に取って少し温めてからやさしく顔全体に広げていきます。馴染んできたら30℃~32℃ぐらいの少しぬるめに感じる程度の温度で、お湯を両手ですくってしっかりとすすぐようにしましょう。オイルタイプやミルクタイプのクレンジング剤は、皮脂に馴染んで角栓を効果的に取り除いてくれます。

ステップ②洗顔料で古い角質や汗を落とす

洗顔は汗や皮脂、古い角質など水溶性の汚れを専門に落とします。洗顔は朝と夜の2回行うようにしましょう。朝の洗顔は寝ている間に付着したほこりや雑菌、汗や皮脂を、夜の洗顔は、一日外部から受けたさまざまな汚れを洗顔料でしっかりと落としてあげましょう。
お肌へ刺激を与えないように、洗顔はたっぷりの泡でお肌のうえを滑らせるように洗ってください。酵素入りの洗顔料は毛穴のつまりや黒ずみを軽減してくれる効果があります。

ステップ③保湿する

最後は保湿ケアです。クレンジングや洗顔でお肌のうるおいを守る皮脂膜が一緒に流されてしまっているので、そのまま放っておくとどんどん水分が失われていってしまいます。すぐに化粧水で水分を補給してあげましょう。そのあとに乳液やクリームなどでフタをして水分の蒸発を防ぎ、お肌にうるおいを閉じ込めます。

たまに取り入れたいスペシャルケア

いつものスキンケアにプラスして特別なアイテムでケアを行うスペシャルケアも取り入れていきましょう。強い美容成分でしつこい角栓を根元から取り除いていきます。オススメのスペシャルケアを紹介していきます。

シートマスク・パック

シートマスクやパックは、お肌にうるおいを与えて柔らかくすることで、角栓を出しやすくします。さらに、ヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分が配合してあるものを選ぶと、角層内部までうるおい成分が浸透し乾燥を防いでくれます。使用頻度としては、週1から2回程度にしておきましょう。使用頻度が多いと角栓が油っぽくなって取れにくくなってしまうので、注意してください。

▼毛穴ケア方法について気になる方はこちらもチェック!
失敗しない毛穴ケア!黒ずみ・開き・たるみなど原因別に対処方法を解説!

酵素洗顔

酵素洗顔とは、酵素が配合された洗顔料を使って洗顔することで、角栓の構成成分である皮脂とたんぱく質を酵素の力で分解して角栓を取り除きます。毛穴の中までしっかりと取り除いてくれるので、長く使い続けることで角栓が目立ちにくい健やかなお肌を保つことができます。
使用頻度としては、洗浄力が強い分、多く使用すると皮脂を必要以上に洗い流してしまい、乾燥肌を引き起こしてしまいます。週2から3回程度を目安に始めて、洗顔後につっぱりやごわつきを感じたときは使用回数を減らしていきましょう。

スクラブ

スクラブとは、細かい粒子を含んだ洗顔料を使って洗顔することで、古い角質や余計な皮脂、汚れなどを取り除いてお肌の調子を整えてくれます。さらに、古い角質を取り除くことでターンオーバーをサポートし、黒ずみやくすみをケア。明るく透明感のあるお肌に近づきます。
使用頻度は、週1から2回程度です。比較的お肌への刺激が強い洗浄方法なので、それぐらいを目安に使用するようにしましょう。

おすすめアイテムのご紹介

小鼻の毛穴汚れを落とし、つるつる肌に仕上げてくれるケアセット

【CNP Laboratory】シーエヌピー アンチポア ブラックヘッド クリア キット 10枚セット(2.5ml X 10枚, 3ml X 10枚)

つるつるの毛穴に整える、韓国生まれの毛穴ケアキット。毛穴の汚れを溶かすシートマスクと、肌をひきしめるシートマスクがセットになっています。

STEP1

洗顔後に化粧水などで肌を整えた後『ブラックヘッドクリアマスク1』を鼻に密着させ、10分おきます。ハマメリスエキス*2が皮脂や角質汚れを溶かし、落としやすくします。

STEP2

キットに付属している綿棒で、鼻の外から内、下から上へクルクル撫でて、毛穴汚れを取り除きます。ギュッと強く押し出すことなく、スッキリつるつるに。

STEP3

収れん成分配合の『ポアタイティングマスク2』を鼻に密着させて、毛穴まわりの肌をキュッとひきしめ。同時にヒアルロン酸Na*3がうるおいを与えます。10分後にマスクを外し、残ったエキスをなじませて完了です。

毛穴ケアからアフターケアまでそろった、肌にやさしいキット。定期的に取り入れて、至近距離でも自信がもてる肌を目指しませんか?


*1 参考文献:水越興治. 粧技誌 2007 41(4) 262-268
*2 整肌成分
*3 保湿成分

角栓のないきれいな肌へ

ここまで角栓ケアについて見てきました。強い力で無理に取り除こうとはせず、お肌に負担をかけないやさしい方法で取り除くことが大切です。今回紹介したケア方法に加えて、バランスの良い食事や十分な睡眠時間の確保といった生活習慣を整え、内側からもケアしていくことで、角栓のない透明感のあるきれいなお肌に近づいていきます。大切なのは継続的にケアしていくことです。すぐにきれいにならなくても焦らずに、がんばって取り組んでいきましょう。

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【肌の保湿ケアの方法】日中の保湿はどうすればいい?乾燥に効果的なタイミングやアイテムを解説

掲載日:2021/03/11
更新日:2024/08/02
悩み
  • 乾燥
  • ミスト化粧水
  • CNP
  • プロPミストファンデ

肌のエイジングを加速させ、さまざまな肌トラブルの引き金になる肌の乾燥。1日中うるおいに満ちた肌を目指すために、朝と夜のスキンケア化粧品の使い方・使用量などを見直してみてはいかがでしょうか。
まず、エアコンの使用、寒暖差(温度差)、紫外線といった日中に乾燥を感じる原因をしっかり確認しましょう。次に、大切にしたい朝のスキンケア、昼の乾燥対策の強い味方になるミスト化粧水、夜の二段階保湿の方法について解説。肌を乾燥から防ぐ、おすすめのミスト化粧水を紹介します。

しっとりなめらかな美肌の要といえば「うるおい」ですよね。
乾燥しらずの肌はバリア機能がしっかり働いて、小ジワや肌荒れなどのトラブルが起きにくくなります。
とはいえ私たちの肌を取り巻く環境は、年々過酷に…。エアコンや紫外線、マスク、ブルーライトなどの刺激要因に囲まれて、季節を問わず乾燥しやすいのです。
乾燥に負けない肌をはぐくむ、朝・昼・夜の保湿ケアのTipsをご紹介します。

日中に乾燥を感じる原因とは?

エアコンの使用

近年、夏の暑さが厳しくなり、1年のうちでエアコンを使うシーズンが長くなってきました。1日でみてもエアコンをつけている時間は長くなっています。夏、エアコンを使うと快適に過ごせますが、エアコンの冷房は熱とともに部屋の空気中の水分を外部に排出し、空気を乾燥させてしまいます。乾燥した空気の中で過ごすと、肌の大切な「バリア機能」を担っている一番外側の表皮の角質層から水分が奪われてしまいます。その結果、肌がカサついたり、ゴワゴワしたり、場合によっては赤みやかゆみなどの皮膚トラブルにつながることもあります。夏はエアコンを1日中つけていると、湿度が40%を切ることもあり、これは冬の乾燥した室内と同じくらいの湿度です。
一方、冬は空気が乾燥することはよく知られていて、加湿器などを併用している人もおられるでしょう。夏の乾燥は、意外と見逃されがちなので、注意してください。

寒暖差

寒暖差(温度差)も肌の乾燥につながります。具体的には、朝晩の寒暖差、屋外と室内の温度差などは肌のバリア機能に負担を与え、肌の乾燥につながります。特に夏や冬は、エアコンや暖房の効いた室内と屋外の温度差は大きくなり、肌への負担も大きくなります。ここ数年は、マスクを付けることが当たり前になり、マスクの中は温度も湿度も一層高くなっているので、注意が必要です。
また、秋から冬など、季節の変わり目の寒暖差が大きい時期、なかでも気温が下がる時期は、体調も崩れがちで、肌にもトラブルが起こりがちです。

紫外線

紫外線は、肌のシミやしわの原因として知られていますが、肌の乾燥の原因にもなります。太陽光に含まれる紫外線には、UV-A、UV-B、UV-Cの3種類がありますが、UV-Cは上空のオゾン層と空気中の酸素分子に遮られ、地表には届きません。一方、地表に降り注ぐ紫外線の約9割を占めるUV-Aは、肌の奥の真皮まで到達し、肌の弾力を低下させます。またUV-Aは、曇りの日でもあまり弱くならないため、油断できません。UV-Bは、地表に届く量は少ないものの、強いエネルギーを持ち、シミやそばかす、日焼けを引き起こします。短時間でも肌に大きなダメージを与えます。
こうして紫外線によって肌にさまざまなトラブルが起きると、肌のバリア機能は失われ、肌が乾燥してしまうことにもつながります。

肌の乾燥を防ぐ保湿ケアの方法

重視したいのは朝のスキンケア

時間がないしメイクが崩れそうだから、朝のスキンケアはササッと。そのぶん夜は丁寧にしている――という人は多いですよね。
でも肌が刺激要因に囲まれやすいのは、夜よりも日中です。朝こそしっかり保湿したほうが乾燥しにくく、メイク崩れも少ないですよ。

化粧水

一度にたくさんではなく、少しずつ2~3回に分けて、顔全体にムラなくつけます。ハンドプレスでじんわりと、押し込むように浸透させるのがポイントです。
コットンでつけるときは、量をたっぷり含ませましょう。量が少ないとコットンが毛羽立ち、肌を傷めることがあります。

乳液

省略したり量を減らしたりせず、きちんと適量を使います。化粧水がしっかり浸透してからつけると、なじみがよくなりますよ。
美容液やクリームを使っている人も、特に規定がなければ朝夜2回の使用がおすすめです。

昼の乾燥対策はミスト化粧水で

どこでも手軽にうるおい補給できるミスト化粧水は、リフレッシュにもぴったりですよね。ただし普段使っている化粧水を、スプレー容器に詰め替えて使うのは避けましょう。メイクに弾かれてしまい、すぐ蒸発することがあります。

初めからスプレータイプになっている化粧水で、

○メイクの上から使えるもの
○素肌に直接、朝の化粧水としても使える、保湿力が高いもの
○ミストが細かく肌に浸透しやすいもの

この3つを満たしているか、チェックしてみてください。

夜は二段階保湿で乾燥をよせつけない

洗顔後の肌は皮脂が洗い流されているので、なるべく早く保湿ケアをしたいところ。とくにお風呂上がりは、体を拭いたり着替えたりする間に、どんどん蒸発していきます。
顔と体を拭いたら、まずはミスト化粧水でシュシュッと一次保湿を。身支度がひと段落したら、化粧水からいつも通りの保湿ケアを行いましょう。お風呂上がりは血行がよくなり、毛穴が開いているので、パックをするのもいいですね。
なお日中に受けた肌ダメージは、夜の睡眠中に修復されます。夜ふかしはなるべく控えて、内側からもうるおう肌を目指しましょう!

おすすめアイテムのご紹介

乾燥を感じた時、メイクの前後の肌にいつでも速攻うるおいチャージ。

【CNP Laboratory】シーエヌピー プロポリス トリートメントミスト プロP ミスト 100ml

エアゾールタイプのきめ細かいミストに包まれる、韓国生まれの化粧水です。
いつでもサッとひとふきで、うるおいとツヤを補給。保湿・保護効果に優れるプロポリスエキスとグリセリンを配合し、与えたうるおいをしっかりキープします。
メイクの上から顔全体にスプレーすると、メイクの密着力がアップ。夕方まで崩れにくく、美しい仕上がりが続きます。忙しい朝の化粧水がわりにも使えて、あると頼れる1本です。

ローズヒップ、マカダミアオイル、アルガンオイルの3種の植物由来オイル成分が肌に与えた水分をキープするミスト状化粧水

【CNP Laboratory】ビタB アンプルミスト 100ml

ローズヒップ、マカダミアオイル、アルガンオイルの3種の植物由来オイル成分が肌に与えた水分をキープするミスト状化粧水。細かい霧状のミストで化粧崩れを気にすることなく、メイクの上から使えます。化粧水の代わりに使用することもできます。

乾燥肌でお悩みの方におすすめ、保湿力抜群の潤いファンデ

【PURE’D 100 PERFECTION】クッションファンデーション 01 ライトベージュ モイストセット

美容液成分約78%(※1)が配合された、しっとりナチュラルに仕上がるクッションファンデーション。うるおいを逃がさずキープするオリジナル処方と光の乱反射を利用したパウダーで、輝くお肌を演出します。モイストタイプのみのうるおい成分(※2)も強化(※3)。保湿成分(※4)だけでなくモイスチャーネット(※5)で水分を逃がさず閉じ込めます。


※1 精製水含む
※2 ビオサッカリドガムー1
※3 フィトステロールズ
※4 ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン
※5 (PEGー12ジメチコン/PPGー20)クロスポリマー)

ミスト化粧品を上手に使って乾燥対策

肌の乾燥は、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因になります。肌はもともと、健康でうるおいのある状態を保つ「バリア機能」を備えていますが、エアコンや紫外線、さらにマスクが当たり前になってしまった毎日など、私たちを取り巻く環境はますます厳しくなっています。そのため、肌のバリア機能だけでは、肌のうるおいを守れないことが多くなっています。朝・昼・夜の肌ケアに、ミスト化粧品を上手に取り入れ、うるおいの素敵な肌をキープしてください。

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