日中の保湿はどうすればいい?乾燥に効果的なタイミングやアイテムを解説

掲載日:2021/03/11
更新日:2024/01/18
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肌のエイジングを加速させ、さまざまな肌トラブルの引き金になる肌の乾燥。1日中うるおいに満ちた肌を目指すために、朝と夜のスキンケア化粧品の使い方・使用量などを見直してみてはいかがでしょうか。
まず、エアコンの使用、寒暖差(温度差)、紫外線といった日中に乾燥を感じる原因をしっかり確認しましょう。次に、大切にしたい朝のスキンケア、昼の乾燥対策の強い味方になるミスト化粧水、夜の二段階保湿の方法について解説。肌を乾燥から防ぐ、おすすめのミスト化粧水を紹介します。

しっとりなめらかな美肌の要といえば「うるおい」ですよね。
乾燥しらずの肌はバリア機能がしっかり働いて、小ジワや肌荒れなどのトラブルが起きにくくなります。
とはいえ私たちの肌を取り巻く環境は、年々過酷に…。エアコンや紫外線、マスク、ブルーライトなどの刺激要因に囲まれて、季節を問わず乾燥しやすいのです。
乾燥に負けない肌をはぐくむ、朝・昼・夜の保湿ケアのTipsをご紹介します。

日中に乾燥を感じる原因とは?

エアコンの使用

近年、夏の暑さが厳しくなり、1年のうちでエアコンを使うシーズンが長くなってきました。1日でみてもエアコンをつけている時間は長くなっています。夏、エアコンを使うと快適に過ごせますが、エアコンの冷房は熱とともに部屋の空気中の水分を外部に排出し、空気を乾燥させてしまいます。乾燥した空気の中で過ごすと、肌の大切な「バリア機能」を担っている一番外側の表皮の角質層から水分が奪われてしまいます。その結果、肌がカサついたり、ゴワゴワしたり、場合によっては赤みやかゆみなどの皮膚トラブルにつながることもあります。夏はエアコンを1日中つけていると、湿度が40%を切ることもあり、これは冬の乾燥した室内と同じくらいの湿度です。
一方、冬は空気が乾燥することはよく知られていて、加湿器などを併用している人もおられるでしょう。夏の乾燥は、意外と見逃されがちなので、注意してください。

寒暖差

寒暖差(温度差)も肌の乾燥につながります。具体的には、朝晩の寒暖差、屋外と室内の温度差などは肌のバリア機能に負担を与え、肌の乾燥につながります。特に夏や冬は、エアコンや暖房の効いた室内と屋外の温度差は大きくなり、肌への負担も大きくなります。ここ数年は、マスクを付けることが当たり前になり、マスクの中は温度も湿度も一層高くなっているので、注意が必要です。
また、秋から冬など、季節の変わり目の寒暖差が大きい時期、なかでも気温が下がる時期は、体調も崩れがちで、肌にもトラブルが起こりがちです。

紫外線

紫外線は、肌のシミやしわの原因として知られていますが、肌の乾燥の原因にもなります。太陽光に含まれる紫外線には、UV-A、UV-B、UV-Cの3種類がありますが、UV-Cは上空のオゾン層と空気中の酸素分子に遮られ、地表には届きません。一方、地表に降り注ぐ紫外線の約9割を占めるUV-Aは、肌の奥の真皮まで到達し、肌の弾力を低下させます。またUV-Aは、曇りの日でもあまり弱くならないため、油断できません。UV-Bは、地表に届く量は少ないものの、強いエネルギーを持ち、シミやそばかす、日焼けを引き起こします。短時間でも肌に大きなダメージを与えます。
こうして紫外線によって肌にさまざまなトラブルが起きると、肌のバリア機能は失われ、肌が乾燥してしまうことにもつながります。

重視したいのは朝のスキンケア

時間がないしメイクが崩れそうだから、朝のスキンケアはササッと。そのぶん夜は丁寧にしている――という人は多いですよね。
でも肌が刺激要因に囲まれやすいのは、夜よりも日中です。朝こそしっかり保湿したほうが乾燥しにくく、メイク崩れも少ないですよ。

化粧水

一度にたくさんではなく、少しずつ2~3回に分けて、顔全体にムラなくつけます。ハンドプレスでじんわりと、押し込むように浸透させるのがポイントです。
コットンでつけるときは、量をたっぷり含ませましょう。量が少ないとコットンが毛羽立ち、肌を傷めることがあります。

乳液

省略したり量を減らしたりせず、きちんと適量を使います。化粧水がしっかり浸透してからつけると、なじみがよくなりますよ。
美容液やクリームを使っている人も、特に規定がなければ朝夜2回の使用がおすすめです。

昼の乾燥対策はミスト化粧水で

どこでも手軽にうるおい補給できるミスト化粧水は、リフレッシュにもぴったりですよね。ただし普段使っている化粧水を、スプレー容器に詰め替えて使うのは避けましょう。メイクに弾かれてしまい、すぐ蒸発することがあります。

初めからスプレータイプになっている化粧水で、

○メイクの上から使えるもの
○素肌に直接、朝の化粧水としても使える、保湿力が高いもの
○ミストが細かく肌に浸透しやすいもの

この3つを満たしているか、チェックしてみてください。

夜は二段階保湿で乾燥をよせつけない

洗顔後の肌は皮脂が洗い流されているので、なるべく早く保湿ケアをしたいところ。とくにお風呂上がりは、体を拭いたり着替えたりする間に、どんどん蒸発していきます。
顔と体を拭いたら、まずはミスト化粧水でシュシュッと一次保湿を。身支度がひと段落したら、化粧水からいつも通りの保湿ケアを行いましょう。お風呂上がりは血行がよくなり、毛穴が開いているので、パックをするのもいいですね。
なお日中に受けた肌ダメージは、夜の睡眠中に修復されます。夜ふかしはなるべく控えて、内側からもうるおう肌を目指しましょう!

おすすめアイテムのご紹介

乾燥を感じた時、メイクの前後の肌にいつでも速攻うるおいチャージ。

【CNP Laboratory】シーエヌピー プロポリス トリートメントミスト プロP ミスト 100ml

エアゾールタイプのきめ細かいミストに包まれる、韓国生まれの化粧水です。
いつでもサッとひとふきで、うるおいとツヤを補給。保湿・保護効果に優れるプロポリスエキスとグリセリンを配合し、与えたうるおいをしっかりキープします。
メイクの上から顔全体にスプレーすると、メイクの密着力がアップ。夕方まで崩れにくく、美しい仕上がりが続きます。忙しい朝の化粧水がわりにも使えて、あると頼れる1本です。

ローズヒップ、マカダミアオイル、アルガンオイルの3種の植物由来オイル成分が肌に与えた水分をキープするミスト状化粧水

【CNP Laboratory】ビタB アンプルミスト 100ml

ローズヒップ、マカダミアオイル、アルガンオイルの3種の植物由来オイル成分が肌に与えた水分をキープするミスト状化粧水。細かい霧状のミストで化粧崩れを気にすることなく、メイクの上から使えます。化粧水の代わりに使用することもできます。

ミスト化粧品を上手に使って乾燥対策

肌の乾燥は、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因になります。肌はもともと、健康でうるおいのある状態を保つ「バリア機能」を備えていますが、エアコンや紫外線、さらにマスクが当たり前になってしまった毎日など、私たちを取り巻く環境はますます厳しくなっています。そのため、肌のバリア機能だけでは、肌のうるおいを守れないことが多くなっています。朝・昼・夜の肌ケアに、ミスト化粧品を上手に取り入れ、うるおいの素敵な肌をキープしてください。

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