肌のくすみは改善できるの?タイプ別の原因と対策を知って透明感のある肌に!

掲載日:2023/05/19
更新日:2024/02/07
スキンケア
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「最近鏡に映る自分の顔がどんよりと見える」と感じている方、それはくすみが原因かもしれません。肌がくすむと暗く沈んだ印象を与え、シミやシワと同様に老けて見える要因となります。くすみは老け見えの代表ともいわれ、そのまま放置するとさまざまな肌トラブルにつながっていく可能性もあります。そこで今回は透明感のあるお肌を取り戻すべく、くすみの改善法を紹介します。くすみができてしまう原因からその対策、アイテムの選び方などを詳しくみていきましょう。

そもそもくすみ肌とは?どんな状態?

肌のくすみとは、肌のトーンが暗くなりくすんだような印象を与える肌の状態のことを指します。くすみには不健康に見える、実年齢以上に老けて見えるなどのデメリットがあります。灰色、茶褐色、青黒い色、黄色など、原因によってくすみの見え方にもさまざまなものがあります。

くすみ肌のタイプと原因

「透明感」「ツヤ」「明るさ」などを失ってしまうくすみ肌ですが、その現れ方は原因によって違いがあります。自分のくすみはどのタイプなのか、まずは探っていきましょう。

タイプ・原因① 乾燥が原因で発生するくすみ

お肌の天敵である「乾燥」は、くすみにも大きな影響を与えます。肌表面の水分が低下するとカサつきが発生してキメが荒くなり、透明感やツヤがなくなります。そうすると影がかかったような暗く灰色っぽい顔色になってしまいます。乾燥によるくすみにより、白い粉が吹いたように見えたり、毛穴が目立ったりといったこともあります。

タイプ・原因② メラニンが原因で発生するくすみ

乾燥に次ぐお肌の天敵「紫外線」も、くすみの原因となります。お肌は紫外線や摩擦といった外部からの刺激に対して、自らを守ろうとしてメラニンを生成します。通常であれば生成されたメラニンは、お肌の新陳代謝であるターンオーバーによって排出されていきます。しかし何らかの原因によってターンオーバーが乱れ、メラニンが排出されず肌表面に残ってしまうことがあります。その色素が沈着することで、茶色っぽいくすみができます

タイプ・原因③ 血行不良が原因で発生するくすみ

くすみで最も多い原因といわれているのが「血行不良」です。血液の流れが滞ることで、お肌に充分な栄養が届かなくなります。栄養不足に陥った肌は明るさやツヤを失い毛細血管が目立つようになり、青黒い印象を与えるくすみとなります。冷え性の方や顔・手足がよく浮腫むという方は注意が必要です。

タイプ・原因④ 糖化が原因で発生するくすみ

甘いお菓子や清涼飲料水、ご飯などの炭水化物が大好きという方は、それが原因で発生するくすみもありますので注意が必要です。これらに多く含まれる糖質が蓄積していくと、体内にあるエラスチンやコラーゲンといったたんぱく質と結びついて「AGEs(最終糖化生成物)」という黄褐色の物質へと変質し、それがくすみとなって現れます

タイプ・原因⑤ 角質が原因で発生するくすみ

皮膚は通常、約28日間という周期で古い角質から新しい角質に生まれ変わります。このサイクルを「ターンオーバー」といいます。これによって古い角質は皮膚の外に排出されますが、加齢や生活習慣のせいでターンオーバーが乱れると、古い角質が排出されず残ってしまいます。この残った角質が蓄積し、透明感のないごわついたくすみとなります

くすみ肌への対策はどんなものがある?

ここからは、くすみ肌にならないための対策について紹介していきます。くすみは、毎日のスキンケアや生活習慣で予防することができます。自分に合った対策を、できることから取り入れていきましょう。

対策① 保湿をする

さまざまな肌トラブルの原因となる、乾燥への対策をしましょう。乾燥する冬場や、エアコンの効いた部屋に長時間いるという人は、加湿器などを利用して乾燥から肌を守っていきましょう。また洗顔後やお風呂上りの肌は、とても乾燥しやすい状態にあります。時間経過とともに水分がどんどん失われてしまうので、すぐに保湿することが大切です。化粧水や美容液で水分補給をして、その水分が逃げないように乳液やクリームでふたをしてあげましょう

対策② やさしく洗顔する

洗顔方法にも、くすみを生み出す原因があります。汚れを落とそうと強めにゴシゴシこすったり、過度に何回も洗ったりすると、摩擦により皮膚表面に傷がつきます。そのすき間から水分が蒸発して、乾燥を招いてしまいます。たっぷりの泡で刺激を与えないようにやさしく洗い、流す時はぬるま湯で泡を落としましょう

対策③ 紫外線対策

紫外線はメラニンの生成だけではなく、ターンオーバーの乱れや乾燥なども引き起こします。紫外線は夏はもちろん、冬でも降り注いでいますので、入念な紫外線対策を行っていきましょう。日傘や帽子、長袖長ズボン、日焼け止めクリームなどを用いて、屋外はもちろん屋内でも対策していきましょう。

対策④ 規則正しい生活習慣をおくる

睡眠や食事といった生活習慣も見直していきましょう。糖化をもたらす甘いものや清涼飲料水は控え、バランスのいい食事を心がけてください。肌を作る「たんぱく質」ターンオーバーのサイクルを整える「ビタミンA」メラニンの生成を抑える「ビタミンC」などが、美肌に効果的な栄養素の代表です。
睡眠不足も、くすみをつくる原因となります。人は睡眠中に成長ホルモンを分泌させ、お肌の調子を整えます。少なくとも7時間程度は、睡眠時間を確保するようにしましょう。

対策⑤ マッサージ

顔のマッサージをして、血流を促すのもくすみ対策として有効です。しかし強い力で刺激を与えると、くすみをさらに悪化させる可能性がありますから注意しましょう。オイルやクリームなどで指の滑りをよくした状態で、やさしく肌をほぐしてください。血行不良の改善としては、運動も効果的です。無理のない程度でウォーキングやランニングを取り入れていきましょう。

くすみにアプローチするスキンケアアイテムの選び方

くすみに効果的なスキンケアアイテムはどこに注目して選べばよいのか、押さえるべきポイントを見ていきましょう。

選び方① 保湿成分が入っている

肌の乾燥は、くすみをさらに強調させる恐れがあります。うるおいのある肌を保つことは、くすみ予防だけでなく、さまざまな肌トラブルを防ぐために重要です。スキンケアアイテムを選ぶ際には、「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「セラミド」「グリセリン」「スクラワン」といった保湿成分が入っているかに注目しましょう。

選び方② 美白効果成分が入っている

紫外線などの外部刺激によるくすみには、美白効果の高い成分を配合したアイテムを選ぶようにしましょう。「ビタミンC誘導体」「ハイドロキノン」「アルブチン」「プラセンタエキス」「トラネキサム酸」「ハトムギエキス」などは、メラニンの生成抑制、ターンオーバーの正常化、活性酸素の除去といったはたらきがあり、くすみに対して効果的に作用します。

くすみにアプローチするおすすめアイテム3選!

肌のくすみが気になりだしたら、銀座ステファニーがおすすめするアイテムでアプローチしていきましょう。容量や価格、おすすめポイントなどを紹介します。くすみ対策に何を使っていいのかわからずお悩みの方は、ぜひお試しください。

潤いを守って、毛穴よごれ・くすみまで一掃

【PLACENTIST】プラセンティスト クリーミーフォームar

  1. ・価格:3,520円
  2. ・内容量:150ml

うるおいをキープしながら毛穴汚れ、くすみを洗い流してくれる洗顔料です。1プッシュできめ細かいクリーミーな超濃密泡が出て、すぐに使用できます。古い角質をやさしく取り除き、すっきり洗い上げます。

※古い角質による


角質深くまで満たす濃縮感のあるうるおい。あふれるツヤをまとい、透明感のある肌へ。

【PURE’D 100 PERFECTION】ピュアード100パーフェクション ピュアエッセンスプラチナ

  1. ・価格:14,630円
  2. ・内容量:30ml

うるおいあふれるツヤと透明感を与えてくれる美容液です。化粧水で保湿したあと1円玉大を手の平にのせ、顔全体に馴染ませて使用します。さらさらとした軽めのテクスチャーが角層深くまで浸透。さらにハリを与える「CoQ10(ユビキノン)」が弾力のあるハリ感をもたらし、イキイキとした若々しいお肌を実現します。


週1回の「ホワイトクレイパック」白泥×美肌菌でくすみ・汚れを吸着!

ビオクレイ ホワイトパック

  1. ・価格:5,280円
  2. ・内容量:100g

週1回、洗顔後のスペシャルパックでツルピカお肌に。細かくなめらかな感触の粒子が、毎日の洗顔では落としきれない汚れやくすみに吸着し、余分な汚れだけを包んで落とします。さらに3種類の乳酸菌成分※1がバリア機能をサポートし、くすみのない健康的な肌を育みます。

※古い角質による

※1 保湿成分


適切なケアと規則正しい生活習慣を継続してツヤ肌を取り戻しましょう

くすみといっても、その原因はさまざまです。今までくすみ対策をしてきたけれどあまり効果が感じられなかったという方は、本当の原因に対するケアができていなかったのかもしれません。この記事を参考に、くすみ対策を見直してみてください。

くすみ対策の効果は、すぐに現れるものではありません。毎日の積み重ねがとても大切です。適切なケアと規則正しい生活習慣を意識して、透明感のある健康的な肌を取り戻しましょう。

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