ベースメイクの仕上がりをグンと格上げしてくれる魔法のアイテム、フェイスパウダー。今回は、ベースメイクの仕上げにぜひ取り入れてほしいフェイスパウダーの特徴と、効果的な使い方、さらにその選び方を詳しく解説していきます。
フェイスパウダーってなに?
フェイスパウダーは油分を含まないサラッとした着け心地が特徴で「ルースパウダー」「お粉」とも言われているものです。 ベースメイクの最後に使用することでメイク崩れを防ぎ、透明感やツヤ感をアップさせ、ワンランク上のお肌に仕上げます。
フェイスパウダーとパウダーファンデーションの違いは?
ファンデーションは毛穴や色ムラを整え、肌を美しくきちんとした印象に見せてくれるもの。 フェイスパウダーはベースメイクの最後に使用することでファンデーションをキープし崩れを防ぎます。 お化粧直しの際もファンデーションよりも厚ぼったくならずナチュラルに仕上がります。
フェイスパウダーの役割
役割①ベースメイクの仕上がりをより美しく
ファンデーションだけではカバーできない凸凹を整えたり、ツヤ感やマット感をプラスするなどお好みの仕上がりを演出でき、磨きがかかったワンランク上のお肌に仕上がります。
役割②ツヤを出す
パウダーがお肌の凸凹をカバー。パフやブラシで磨くように付けることでツヤ感がアップします。
役割③崩れ防止
パウダーが余分な皮脂を吸着。皮脂の多いTゾーンやマスク崩れを防止します。
フェイスパウダーの使い方
ここからはフェイスパウダーを使う際の、最適なタイミングとブラシでの塗り方、パフでの塗り方について紹介します。
使うタイミングは「ベースメイクを完了させた後」
フェイスパウダーは、下地、ファンデーション、コンシーラーなどすべてのベースメイクを完了させたあとに使いましょう。最後に肌に乗せることで、ファンデーションを肌に密着させ持ちを良くします。
【ブラシ編】フェイスパウダーの塗り方
ふんわりとナチュラルな仕上がりがお好みの場合はブラシを使う方法がおすすめ。 毛穴のカバー力がアップしツヤ肌効果も。
①ブラシに付けたら余分な粉を落とす
ブラシ全体にパウダーを付けたらブラシの先を手の甲やケースの縁に当て余分な粉を落とします。
②顔の中心から外側につける
次に、ブラシで肌をなでるように顔の中心から外側に向けてつけていきます。小鼻のキワはブラシの先端を使って丁寧に。 最後にブラシをクルクルと磨くように動かすと自然なツヤ肌に仕上がります。
【パフ編】フェイスパウダーの塗り方
マットに仕上げたい方、メイク初心者の方にはパフ使いがおすすめ。ただし、ルースパウダーとプレストパウダーではポイントが変わるため、それぞれのコツをしっかりつかんで下さい。
①パフにまんべんなくつくよう、余分な粉を落とす
つけすぎを防ぐため、粉を乗せたパフを両手でよく揉み込んでパフ内部まで粉を含ませます。顔の中心から外側へ向け優しく押さえるように馴染ませます。
仕上げにブラシで余分な粉を落とすとより自然な仕上がりに。
プレストパウダーの場合はパフの上半分ほどにパウダーを取り、手の甲で余分な粉を落とします。
小鼻のキワなど細かな部分はパフを降りたたみ、粉を密着させるようにつけていきます。
②種類の違いによるつけ方のコツをつかんで
ルースパウダーはパフに充分パウダーを含ませ、まず頬の高いところにそっと置き、顔の中心から外側へ押さえるように馴染ませます。よりツヤと立体感を出すため、パフをクルクルと回して磨くようにするとよいでしょう。
プレストパウダーは、パフをすべらさず肌を優しくおさえるようにつけるのがポイント。
パフを強く横に滑らせるとファンデーションが崩れてしまうので注意しましょう。
自分に合うフェイスパウダーの選び方
ここからはなりたい肌に合わせたフェイスパウダーの選び方を、仕上がり感、肌悩み、肌質に分けて紹介していきます。
フェイスパウダーの種類は大きく分けて2つ
プレストパウダー
パウダーをプレスした固形タイプで、マットに仕上げたい時におすすめなのがプレストパウダータイプのフェイスパウダー。ミラー付きコンパクトで持ち運びやすいため、お化粧直しにも便利です。
ルースパウダー
粉末タイプのルースパウダーは、ふんわりとした質感を出したい時におすすめ。フワフワなパフが付属された高さのあるケースが多く、お家での仕上げに向いています。
カラーも豊富
なりたい肌やお悩みに合わせてカバーできるようカラーも豊富です。ベージュ系以外にも、肌のトーンを調節するピンク、グリーン、パープルなどがあります。
理想の仕上がりで種類を使い分ける
→マットに仕上げられる「プレストパウダー」
プレストパウダーは密着度が高くカバー力が高いためマットな質感に仕上がります。フォーマルなシーンやきちんとした印象を演出したい時におすすめです。
家での仕上げに向いている「ルースパウダー」
ルースパウダーは微細なパウダーがベールのように肌にまとい、クルクルと磨くように仕上げれば美しいツヤが生まれます。
肌のトーンや悩みに合わせた選び方
<ベージュ・オークル>毛穴や色ムラが気になる人に
ベージュ・オークル系は他のカラーよりもカバー力が高いので、毛穴や色ムラなどのお悩みのある方におすすめ。ナチュラル&ヘルシー感を出したい時にも最適です。
<ピンク・パープル>くすみが気になる人に
ピンク・パープル系はくすみを飛ばしてくれるので透明感を演出したい時におすすめ。 ピンクは血色感をプラスしフェミニンなイメージに。パープルは暗めな肌を明るくトーンアップ。
<グリーン>赤みが気になる肌に
グリーンは頬の赤みやニキビ跡が気になる方におすすめ。赤と反対色のグリーンを使うことで赤みをカバーして均一な肌感に。
<クリア>透明感のあるナチュラル肌に
透明感のあるナチュラル肌にしたい人はクリア系がおすすめ。ファンデーションの色を保ちながら自然なつやと透明感を引き出してくれます。
<マルチカラー>すべての悩みに対応
お肌悩みが多い方には複数の色が含まれているマルチカラーがおすすめ。ブラシやパフで混ぜるようにお肌に乗せれば、くすみや赤みなどの色ムラを瞬時にカバー。
美肌&UVケアを同時に叶える
おすすめパウダーはこちら
肌質や配合成分による選び方
乾燥肌の人
乾燥肌には「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「セラミド」といった保湿成分配合のものを選ぶでしょう。長時間しっとり肌をキープします。
脂性肌の人
脂性肌には「タルク」など配合のものがおすすめ。皮脂を吸着し、テカリ、ヨレを防止することでサラサラ肌をキープします。
おすすめのフェイスパウダー
メイクをキープしながら、ファンデーションの仕上がりをアップさせるおすすめのフェイスパウダーを紹介します。
1日に何度でもUVカット、重ねるたび 透・輝・美肌へ。
ステファニー サンブロックルーセントパウダーⅢ
「ステファニー サンブロックルーセントパウダーⅢ」は、紫外線をブロックしながらファンデの仕上がりをワンランクアップさせる高機能アイテムです。フェイスパウダーなのでメイクの上から使え、外出先で何度もUVケアができます。またピンク、イエロー、ベージュ、ブルー、パープルのパウダーがひとつにまとまっていて、肌の悩みに合わせて最適な色を選べます。上手に使うことで、色ムラのない美しい仕上がりを得られるでしょう。
SPF50 PA++++
ベースメイクの最後に使って、透明感のある美肌に仕上げるプレストパウダー。ファンデを塗らないときでも使える、頼れる多機能パウダーです。
くすみもクマもカバー
ブルー・ピンク・イエロー・オレンジ・パープルのパウダーが、肌の赤みやくすみ、色ムラなどを補整。肌悩みをカバーします。
(※メイク効果によるものです)
SPF50・PA++++で紫外線をブロック
パフで何度でもカンタンに付け直せるので、しっかり紫外線対策できます。
テカリを防いでメイクを崩さない
機能性パウダー※が皮脂を吸収し、サラサラ肌に。
※炭酸ca
フェイスパウダーを上手に使ってワンランク上に
ファンデーションだけで終わらせてはもったいないほどさまざまなメリットがあるフェイスパウダー。なりたい肌に合わせて上手に選んでベースメイクの仕上げにぜひ取り入れてみてください。