大変身!親子で楽しくキレイになるメイクレッスン(30代~60代)

掲載日:2023/04/13
更新日:2024/02/07
メイク
  • ファンデーション
  • 60代
  • 肌悩みカバー

50代・60代女性のメイク&ヘアセットのお悩みを解決し、イメージチェンジをお手伝いする企画。今回は「いくつになっても若々しく、親子で一緒に楽しくキレイになりたい」と望む親子のお二人にお越しいただき、メイクレッスンを中心にトータルビューティを体験していただきます。

本日のお客様とヘアメイクアップアーティスト

本日、イメチェン企画に挑戦していただくのは、お母様・田中幸子さんと娘様・田中美悠さん。親子揃ってナチュラルメイクの状態でお越しいただき、プロによるメイクとヘアセット、ファッションコーディネートを通してどこまで変身できるのか、比較検証していきます。

お母様・田中幸子さん(65歳)

年齢を重ねるにつれ顔のくすみが気になり、暗い印象に見られてしまいそうで、明るめのファンデーションや、アイシャドウなどの色物はピンクなどの明るい色(暖色系)のものを選んでしまいます。アイシャドウのグラデーションの仕方も分からず、他の色に挑戦したくてもなかなか難しいです。リキッドファンデーションも、シミを隠そうとつい厚塗りになってしまい、白浮きが気になります。」(田中さん)


今回はそんなお母様のお悩みに応えるべく、クッションファンデーションを使ったベースメイクの仕方、眉やチーク、アイシャドウといったポイントメイクのコツを教えてもらいます。

娘様・田中美悠さん(35歳)

メイクもヘアアレンジも、いつもワンパターンになってしまいがちです。普段アイシャドウも薄めにしか塗らず、アイライナーも引かないので、今日はどんなメイクをしてもらえるか楽しみです。」(田中さん)


いつもとは違う新しいメイクとヘアセットに胸を高鳴らせつつ、いざプロによる施術を体験してもらいましょう。

ヘアメイクアップアーティスト・船津有史氏

船津有史氏

今回、親子お二人を変身させるのは、メイクアップアーティスト兼美容師の船津有史氏。5000人以上のシニア女性を“美再生”させてきたシニア専門写真スタジオ「えがお写真館」と「えがお美容室」に所属し、年齢を重ねて出てくる髪のお悩み解決に尽力しています。50代女性を輝かせる「リバイバルメイク」の第一人者として活躍中。雑誌・広告やアーティストなどのヘアメイクも手掛けます。


「年齢とともにでてきたお悩みに対して、今までと同じ化粧品を使って塗る量などを増やすなどしてカバーしようとしがちです。年齢に関係なく若々しい印象を与えるためには、まずは綺麗な肌のベースを整えることが大事です。」(船津氏)

プロのテクニックで若々しさを取り戻す

それでは早速、メイクアップアーティストの船津氏がお母様にテクニックを教えながら、実際にメイクを施していきます。


コンシーラーを必要とせずにシミやシワを抑え、肌にツヤを与えるクッションファンデーションの使い方を中心に、若返りメイクのポイントを見ていきましょう。

ファンデーションの取り方

早速、パフにファンデーションを取っていきます。

崩れを防止するためには、スキンケアが肌に浸透してからファンデーションを塗ります。
クッションファンデーションの量は、半顔あたりパフの3分の1程度が目安です。」と船津氏。


「初めてクッションファンデーションを使う方は、パフでギュッと押して量を沢山取ってしまいがちです軽く2~3回押し当てて取るのがよいでしょう。ファンデーションを多く塗りすぎると、不自然に化粧感が出たり、シワに溜まって余計目立ったりしてしまいます。」


こまめにパフにファンデーションを取る必要もありません。

ファンデーションの塗り方

そして、クッションファンデーションを使う際に肝心なのが塗り方。

パフに適量のファンデーションを取ったら、頬の内側から外側に向かって塗っていきます。 「塗る順番は頬→鼻→おでこ→あご→目周り→口周りです。パフを滑らせるのではなく、下から上に持ち上げながら、ポンポンと毛穴を埋めるように、薄く重ねていきます。」と船津氏。


「目や口周りは動きが大きく崩れやすいため、最後に塗りましょう。」


今までファンデーションの塗り方を気にしていなかったという田中さんですが、プロのレクチャーを受けながら、「ファンデーションの塗る順番一つで、仕上がりだけでなく化粧の持ちも変わるんですね」と新しい発見に目を輝かせます。

気になる部分はピンポイントで重ね塗り

大人女性のお悩みで多いシミや、化粧崩れが気になりやすい小鼻周り。


「皆さんどうしても隠したい部分から塗っていきがちです。すると、結果として全体の使用量が増え、厚塗りになってしまいます。まずは顔全体を薄付きで塗ってから、気になるところだけピンポイントで重ねるのがコツです。」(船津氏)

お肌には暗い場所と明るい場所があるため、全部を均一に塗るのではなく、『適材適量』『適材適所』をイメージしなくてはなりません。


塗りにくい部分はパフを折り曲げて肌に密着させてください。」と、船津氏からパフの持ち方も教わります。クッションファンデーション初心者の田中さんも、徐々に塗り方のコツを掴んでいく様子です。

ベースメイクの完成

クッションファンデーションを一通り塗り、ベースメイクが完成しました。
気になっていたシミや毛穴が隠れ、ワントーン明るく若返ったお肌に。


今回使用した銀座ステファニー化粧品の「ODELIA(オディリア)ルミナスフィットクッションファンデーション」は、薄付きでも気になる部分をカバーし、肌に程よいツヤ感を与えてくれます。コンシーラーや仕上げのパウダー要らずで、クッションファンデーション単体で完結するため時短にも◎


完成したご自分のベースメイクを見て「ムラなくなじませるのは苦手ですが、これなら、簡単に綺麗に仕上がっています。」と田中さん。残りのメイクにも期待が募ります。

その他メイクのポイント

いよいよメイクも終盤戦!眉毛を描き、チークとアイシャドウを施していきます。

眉の描き方

まずは、顔の印象を大きく決める眉から


眉を描くポイントは「眉頭と眉尻の高さを揃えること」だという船津氏。
眉尻が眉頭より下がってしまうと老けた印象になってしまいます。年齢を重ねるにつれ左右で筋肉のバランスが変わってくるため、まっすぐ前を見ながら、スタート地点と角度を揃えて描くことが重要です。」


「また、眉頭が濃くなると不自然でキツく見えてしまいます。眉頭はベージュで濃くならないようにぼかし、毛がないところはグレーで埋めていきましょう。」


道具を使い分ける必要もあるという船津氏のお話に対し、「新しいものを使うのには勇気がいる」と田中さん。ペンシルに限らずパウダーを併せて使うなど、ちょっとした工夫で自然な眉を描けるようになります。

チークの入れ方

そして、血色感と立体感を与えてくれるチークは、大人世代に必須のアイテム。


「チークの位置が頬の位置になるので、頬骨より下にチークを入れると、顔の重心が下がってたるんで見えてしまいます。チークを耳横まで幅広に入れることで、肌色の面積が削られて、リフトアップしたように見え、たるみが軽減されます。」(船津氏)


黒目の下の延長線上と笑った時に高くなる位置が交差する場所を起点に、頬骨に沿って平行にチークを入れていきます。

アイシャドウの選び方

最後に、自分に似合う色が分からず、いつも同じ物を使ってしまいがちなアイシャドウ。


まぶたがたるんで重く見えやすいタイプの方は、収縮色であるブラウン系のアイシャドウがおすすめです。膨張色である暖色系や強いラメの入ったアイシャドウは、目を腫れぼったく見せて、より重さを強調してしまうので要注意です。」(船津氏)


この言葉を聞いた田中さんは、「いつも明るく見えるようにと、ピンクばかり使っていました!」とびっくり。


「反対に、目がくぼんで影が気になる方は、膨張色のアイシャドウを使うことによって、くすみが和らぎ、ふっくらとした印象の目元になります。」(船津氏)


今回、田中さんにはブラウンのアイシャドウをうっすら重ね、すっきりとした目元に仕上げました!

メイクが完成!ビフォーアフターを比較

ついに全てのメイクが完成!

Before/After


今回のメイクのポイントは、「お肌を綺麗に見せること」。
お肌が綺麗に整っていると、リップやシャドウなど他の場所をしっかり決めなくても『なんかイイ感じ』なお顔に仕上がります。年を重ねるにつれて出てくるシミ・しわ・くすみ・たるみを隠しつつ、素肌感があり、適度にツヤのある整った肌を意識しました。」と船津氏。


ご自分のメイクを見た田中さんは、「いつもとツヤが全然違って、メリハリが生まれました。眉は普段描かないので、パッと見て一番変化を感じます。自分でできるかはまだ自信がないけど、このくらいのブラウンのアイシャドウは暗くなりすぎなくて良いかも。」と新鮮なメイクに興味津々な様子。


お母様のメイクを見た娘様も、「いつもと違う母の姿を見て、思わず笑ってしまいました。目力がアップして写真映りも良くなったと思います。」と照れながらコメント。
「女性は綺麗になると内面から嬉しさが表れてしまいますね。」と言う娘様ご本人も、お母様を見つめる視線がとても優しげでした。

娘様もプロのメイクを体験

今回は親子のメイクレッスンということで、娘様にもクッションファンデーションを試していただきました。
お母様と同じように、プロに塗り方のレクチャーを受けながら、肌にポンポンとファンデーションをのせていきます。


クッションファンデーションは、パフで気になる部分を重ね塗りするだけでも、メイクアップ効果があります◎


「年配向けかなと思ったけど、少量でも気になるところをしっかりカバーしてくれるし、良く伸びて馴染んで、付け心地が良い。」と気に入った様子の田中さん。


手のひらサイズのクッションファンデーションは、持ち運びに丁度良く、仕事の休憩中にも簡単にメイクを直せて便利です。

娘様もメイクで変身!ビフォーアフターがこちら

ベースメイクが終わったら、ブラウンのアイシャドウとピンクのチークを入れていきます。
彩度が高すぎない自然なピンクのリップを重ね塗りして、娘様のメイクも完成!

Before/After


普段はチークをせず、アイラインも引かないという田中さん。
「最初はピンクのチークが濃いかなと思ったけど、アイメイクをしたらバランスが取れて、顔がパッと明るくなりました。アイラインも目力がアップするので、おめかしして出かける時にしたいです。」という感想に対し、お母様も「今後もやった方が良いね」と一言。


「帰ったら復習しなくちゃ」と言う田中さん親子は、これからますます綺麗になること間違いなしですね♪

撮影に向けてヘアメイク・ファッションセレクト

お二人のメイクが完成したところで、いよいよ仕上げのヘアメイクとファッションセレクトに入ります。
メイクだけでもガラッと雰囲気が変わったお二人ですが、髪型とお洋服でさらに大変身!

ヘアメイクのポイント

「クセがあり、細く絡まりやすい」というお母様の髪質。今回はパサついて見えがちなヘアをカバーするために、前髪は横に流し、ゆるめのカールで全体に動きをプラスしました。


娘様も毛先を内巻きにして、髪全体を整えていきます。

ファッションのポイント

今回のファッションのポイントは、これからの季節にぴったりな「青」を使用した爽やかな親子リンクコーデ。
お母様にはライトブルーのスカートが目を惹くワンピースにデニムジャケット、娘様にはお母様の着ているワンピースの色とリンクさせるブルーのチェックシャツに白パンツを着ていただきました。
親子で「青」アイテムをクロスして合わせることで、やりすぎず、程よく調和したペアルック感が生まれます。


「着膨れしないか心配で、ほとんどワンピースは着ない」というお母様ですが、ジャケットのインナーに暗い色を持ってくることで、縦のラインが細く見え、「着痩せして見える!」と感激している様子でした。大ぶりのイヤリングは顔周りを華やかにし、目線を引き上げて身長を高く見せてくれます。また、年齢を重ねるにつれ気になる首周りのシワもイヤリングに目線がいくので、上手にカバーしてくれるんですよと伝えると「今度、お出かけの時にはワンピースに挑戦してみたい」とのことでした。


娘様はカジュアル感のあるデニム素材の白パンツにシャツ、レザーミュール、スカーフといったドレッシーなアイテムを合わせて、ラフすぎないこなれた印象に。

「いつもとは違う雰囲気のお洋服だけど、よく似合ってるね」と娘様に声をかけるお母様。
「リンクコーデはカップルや友達のイメージだったけど、親子でやるのも可愛いね。」と娘様もにっこり。


親子でお出かけするときに、統一感が出て写真映えするコーディネートが完成しました。

今回使用したメイク商品

今回、お二人のメイクに使用したのは、銀座ステファニー化粧品の「ODELIA(オディリア)ルミナスフィットクッションファンデーション」。今どきのセミマット肌を演出してくれるアイテムです。
お母様は同商品の02(ナチュラルオークル)、娘様は01(ナチュラルベージュ)を使用しました。
シミやくすみが気になると、どうしても明るい色を選んでカバーしようとしがちです。
しかし、暗いところに明るいものを重ねると色が濁り、顔が余計にくすんで見えてしまうことも。ナチュラルにお肌を綺麗に見せるためには、自分の肌色に近いファンデーションを選ぶことが重要です。


また、「Aluce luce Plus(アルーチェルーチェプラス) クッションファンデーション」は、高いカバー力を保持しながら、光を味方につけたソフトフォーカス効果により、肌にツヤ感を与えてくれます。


メイクのお悩みに合わせて、自分に合ったファンデーションをお選びください。

くすみ・小ジワをカバー すりガラスのような透明感へ

【ODELIA】オディリア ルミナスフィット クッションファンデーション

老け見えの原因となる「黄くすみ」をカバー!
※1優れたカラーコントロール機能のライトリフレクティングパウダー※2を配合
透明感のある色を美膜処方※3でぴたっと密着ロングラスティング処方により、朝の仕上がりが夕方まで続きます。
カバー力ももちろんのこと、つけた瞬間のしっとり感が長持ち。
メイクしながらスキンケアしているようなうるおいで、夕方までしっとり。※4
美容液・日焼け止め・化粧下地・カラーコントロール・ファンデーション・コンシーラー・ハイライトの7役!

※1 メイクアップ効果による

※2 合成フルオロフロゴパイト、酸化チタン、酸化スズ

※3 酸化チタン、パルミトイルプロリン、パルミトイルグルタミン酸Mg、パルミトイルサルコシンNa、パルミチン酸

※4 412時間仕上持続テスト済(自社調べ・効果には個人差があります)


・パラベン、足付動物由来成分、合成香料、合成着色料、鉱物油、石油系界面活性剤すべて不使用

・抗菌機能のあるパフは弾力性に優れ、パフの気泡が均一。吸い取ったファンデーションバルクを均一に塗ることができるため、少ない手数で美しい仕上がりに導きます。ドロップ型を採用することで、とがった部分で小鼻や目のキワなどの細かい部分が塗りやすくなりました。


  1. ■ 内容量:13g リフィル1個+パフ1枚(ケースなし)
  2. ■ SPF50+ PA++++
  3. ■ 効果的なご使用方法
    専用のパフをクッションファンデーションのスポンジ箇所に軽く押しあて適量をとります。
    パッティングするように均一になじませます。
    小鼻や目の周りなどは、パフに残ったファンデーションをとがった部分でなじませてください。
    シミなどのお悩みには、とがった部分に少量のファンデーションを付け足して重ねます。

30秒で悩みカバー 理想的なうるツヤ肌へ導く

【Aluce luce Plus】 アルーチェ ルーチェ プラス クッションファンデーションセット

Aluceluceクッションファンデーションの特長だった高いカバー力&光を味方につけるソフトフォーカス効果はそのままに、密着力とカバー力がUP
進化したパフの力も併せて、光に映える美しい仕上がりがさらに長持ちします。
美容液・日焼け止め・化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・ハイライトの6役をこれ1つで果たすのに、手軽なコンパクト&パフで手が汚れない。
美しく便利なファンデーションです。


・パラベン、足付動物由来成分、合成香料、合成着色料、すべて不使用

・光を味方につけ、肌の粗を目立たなくするソフトフォーカス効果に加え、擦れに強い密着力とカバー力がさらにパワーアップ。マスク生活でも美しい仕上がりを保ちます。

・弾力性に優れ、パフの気泡が均一。吸い取ったファンデーションバルクを均一に塗ることができるため、少ない手数で美しい仕上がりに導きます。ドロップ型を採用することで、とがった部分で小鼻や目のキワなどの細かい部分が塗りやすくなりました。


  1. ■ 内容量:15g リフィル1個+パフ1枚(ケース付き)
  2. ■ SPF50+ PA++++
  3. ■ 効果的なご使用方法
    専用のパフをクッションファンデーションのスポンジ箇所に軽く押しあて適量をとります。
    パッティングするように均一になじませます。
    小鼻や目の周りなどは、パフに残ったファンデーションをとがった部分でなじませてください。
    シミなどのお悩みには、とがった部分に少量のファンデーションを付け足して重ねます。

若々しいおしゃれ親子に大変身!

最後にプロカメラマンによるお二人の写真撮影を行います。

腕を組んだり、お互いの肩に手を添えたりと、仲睦まじげな親子の様子を写真に収めていきます。

「最初は母が撮影を恥ずかしがるかな?と不安でした。」という娘様の美悠さん。
撮影序盤はやや緊張気味だったお母様も、撮影が進むにつれ、スタッフと談笑しながら自然体な姿に。
「疲れた?」という問いかけに対し、「疲れてない!楽しい!」と笑顔で応えるお母様の姿をみて、嬉しそうに微笑む美悠さんの姿が印象的でした。

メイクは人を笑顔にしたり、やる気スイッチを押してくれたり、生活に彩りを添えてくれます。今回、イメチェン企画に参加してくださった田中さん親子も、短い時間にもかかわらず、外見だけでなく内面も晴れやかになっていく様子が伺えました。


女性が年齢にとらわれず、毎日いきいきと暮らしていく上で、メイクは大きな存在となります。メイクの方法が分からない方や、お悩みを解決したい方は、一度プロの手を借りてみるのもおすすめです。また、母の日のプレゼントとして、「えがお写真館」のサービスでお母様にキレイになっていただくのはいかがでしょうか。

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