肌に自然なツヤを与え、しっとりとした使い心地のクリームファンデーションはお肌をきれいに見せる定番アイテムのひとつです。この記事ではクリームファンデーションの基本的な使い方から、ワンランク上の仕上がりを実現するワンポイントテクニックまでご紹介します。
目次
基本のクリームファンデーションの塗り方
まずはクリームファンデーションの塗り方について、肌の悩みに合わせた適切な量や、指や筆を使った塗り方を解説します。クリームファンデーションを使って、理想の肌を目指していきましょう。
適切な量
クリームファンデーションはカバー力が高いため、ナチュラルに見せるなら薄塗りが基本です。
パール粒ほどを手の甲に出し、額、両ほほ、あご、鼻先の5か所に少量ずつ置きます。
面積の狭い鼻先は、やや少なめに置くことがポイントです。
気になる部分には、薄塗りした後でファンデーションやコンシーラーを追加してカバーするとムラなく仕上がります。
指やブラシの使い方
クリームファンデーションを塗るときは、顔の中でも面積の広い部分から塗っていきましょう。
指で塗るときは厚塗りにならないよう、中指と薬指を使ってファンデーションを広げ、叩き込むようにして馴染ませます。
最初は面積の狭い目元や口元を避けて塗り、ファンデーションの量が少なくなってきたら、指先を使って乗せるように塗りこむとムラのない均一な仕上がりになります。
さらに丁寧な仕上がりを目指すなら、ブラシの使用がおすすめです。
ブラシは清潔で乾燥したものを使い、鼻、目元、口元を避けて骨のカーブに沿って顔の中心から外に向けて塗ります。
毛穴が気になる部分には、くるくる回して塗りこむとしっかりカバーできます。
両ほほ、額、あごができたら鼻、次に残った少量のファンデーションで目元と口元に軽く塗布します。
塗りムラができてしまったら、スポンジやティッシュで軽く叩いて余分なクリームをオフしましょう。
最後にルースパウダーで馴染ませて、ベースメイクは完了です。
塗りムラや崩れのないクリームファンデーションの使い方
クリームファンデーションを塗る前に一手間加えれば、塗りムラや崩れを防いで美しい肌をより長持ちさせられます。
保湿
肌は乾燥すると毛穴が目立ってしまいます。乾燥した肌にファンデーションを塗るとムラができ、かえって毛穴が目立ちます。また、乾燥はファンデーションが崩れる原因にもなります。
そのためファンデーションを使う前には、うるおいを与えて肌のキメを整えておくようにしましょう。そうすることで塗りムラをなくし、美しい肌を長持ちさせられます。
洗顔の後、ファンデーションを塗る前には化粧水や乳液を使って肌の状態を整えておきましょう。
下地の使い方
化粧下地は、肌の表面を滑らかにしてメイクを長時間キープさせ、外部からの肌への刺激を和らげるためのアイテムです。
クリームファンデーションの中には下地がいらないものもありますが、化粧下地と組み合わせて使うことでメイクのもちが良くなります。
保湿した後に、パール粒大の化粧下地を手に取り肌に薄く伸ばします。毛穴や肌荒れが気になる部分には、重ねて塗ってもいいでしょう。
指先を使って小鼻や口元、目元にも忘れずに塗っておきます。
基礎化粧が肌に馴染んでから塗る
ベースメイクは、基礎化粧、化粧下地、ファンデーションの順番に行います。
しかし時間をあけずに行うと、ファンデーションがヨレる原因にもなります。
そのため、それぞれの化粧品を肌に十分馴染ませてから次のステップに移るようにしましょう。
ステップごとに馴染むまでの時間を空けることで、ベースメイクがきれいにまとまります。
クリームファンデーションで魅力的に仕上げるためのコツ
ここではクリームファンデーションを上手に使って、魅力を引き出すためのテクニックを紹介します。
部分ごとの重ね塗り
クリームファンデーションは、ナチュラルに見えるように薄塗りが基本です。さらに魅力的に見せるなら、顔の部位に合わせて厚さを変えてみましょう。
薄塗りをした後に、重ねて塗ることで印象をグッとあげられます。
重ね塗りポイント
- ・目の下
目の下が明るく見えることで、顔全体の印象が良くなります。化粧水と乳液を使って肌を保湿します。すぐに下地をつけるとヨレの原因になるため、やや時間をおいて次のステップに移ります。 - ・口角の下側
年齢とともに陰やくすみが気になる部分。若々しい印象になるようにしっかりカバーします。 - ・小鼻の際など赤みが気になるところ
赤みが気になる部分もクリームファンデでしっかりカバー。毛細血管の多い小鼻の際は特に赤みが現れやすい部分です。
指とスポンジを組み合わせて使う
クリームファンデーションは指でもきれいに塗れるのがメリットですが、ポイントに合わせてスポンジを使うとより上品な仕上がりになります。
顔全体に塗った後、手の甲に余ったファンデをスポンジにとり、小鼻や目元、口元をカバーします。
その後、スポンジで顔全体を叩くようにすると、ファンデの密着力が上がります。同時に油分もオフできるため、テカリを抑えた自然な美肌に仕上がります。
よりナチュラルな仕上がりを好む方には色付き日焼け止めクリーム・下地もおすすめ
ファンデーションよりも自然な仕上がりにしたい、ナチュラル感をアップさせたいという時には、クリームファンデーションの代わりに色付きの日焼け止めクリームや下地もおすすめです。
厚塗り感のないナチュラルな仕上がりになり、しかも簡単に使えるため、忙しくて時間がない朝にもおすすめです。
使い方は、下地や日焼け止めを適量手のひらにとり両手で広げ顔全体に塗っていくだけです。化粧水と同じ感覚で使えるため、手軽にベースメイクが完了します。
ファンデーションと同じように、気になる部分を重ね塗りしてもいいでしょう。
また、肌の悩みに合わせてカラーを選ぶことが大切です。
赤みが気になるなら、ブルーやグリーンのものがおすすめです。健康的な肌に見せたい時は、ピンクやオレンジのカラーを選びましょう。
クリームファンデーションと同様にしっとり感のあるクッションファンデもおすすめ
クリームファンデーションは、カバー力が高く美容成分も含まれているため、メイクをしながらスキンケアができるのがメリットです。
また、しっとりとした使い心地のファンデーションを探しているなら、クッションファンデーションもおすすめです。
さまざまなファンデーションのいいとこ取りをした高機能アイテムで、クリームファンデーションのようなカバー力としっとりとした使い心地が特徴です。
さらにコンパクトに収納されているため、携帯性も抜群です。パフが付属しているため指を汚すこともなく、外出先でもサッとメイク直しができます。
使い方も簡単で、パフにファンデーションをとって叩くように肌にのせていくだけです。ただし厚塗りになりやすいため、少量ずつ使うのがポイントです。
美容成分を含んでいるアイテムが多いため、肌の悩みや必要な効果から自分にぴったりのものを探してみましょう。
おすすめのクリームファンデーション
これからクリームファンデーションを使ってみたいという人に、おすすめのアイテムを紹介します。