化粧下地とファンデーションの違いは何?

掲載日:2024/04/25
更新日:2024/04/25
メイク
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化粧下地とファンデーションは、どちらもベースメイクには欠かせないアイテムです。しかしメイクに慣れていないうちは、化粧下地とファンデーションの違いはわかりにくいかもしれません。この記事ではファンデーションと化粧下地の違いに触れて、メイクの順序や使い方について解説します。

化粧下地とファンデーションの違いとそれぞれの役割

メイクに興味はあるものの、化粧下地とファンデーションの違いがよくわかっていない人もいます。どちらも肌を保護して美しく見せるという点では同じですが、ここではそれぞれの違いと役割について解説していきます。

違い1:塗る順番

化粧下地は、化粧のベースとしてファンデーションよりも先に肌に塗ります。化粧下地によって肌表面を整えてファンデーションのノリをよくし、化粧持ちをよくします。一方、ファンデーションは肌の色を補正し、均一な肌色を作り出す役割があります。

違い2:塗り方

化粧下地は、手やスポンジを使用して顔全体に薄く伸ばすように塗ります。均一な薄い膜を形成し、肌表面を整えます。ファンデーションは、手やブラシ、スポンジ、パフなどを使用して肌に塗り広げます。適切な量を使って、肌の色やテクスチャーを均一に整えます。

違い3:目的

化粧下地の主な目的は、肌のプロテクトと化粧持ちのアップ、色補正です。これらの役割で化粧のベースを整え、ファンデーションののりをよくします。一方ファンデーションの主な目的は、肌を綺麗に演出し外部の刺激から保護することです。

化粧下地の役割1:肌のプロテクト

化粧下地は、肌を外気やそのほかの化粧品の刺激から守る役割があります。紫外線や汚れ、化粧品の成分などから肌を保護し、肌へのダメージを軽減します。

化粧下地の役割2:化粧持ちアップ

化粧下地には、肌表面を整え化粧品ののりをよくする効果があります。肌の表面が均一になることでファンデーションの持ちがよくなり、メイクを長時間維持できます。

化粧下地の役割3:色補正

化粧下地にはコントロールカラーを含んでいるアイテムもあり、肌の色ムラを補正する効果があります。赤みや黒ずみ・くすみなどをカバーし、ファンデーションの仕上がりをより美しくします。

ファンデーションの役割1:肌を綺麗に演出

ファンデーションは、肌の色ムラやシミ、ニキビ跡などをカバーし、肌を均一なトーンに整えます。美しい肌を演出するのが、ファンデーションの役割です。

ファンデーションの役割2:外部の刺激からの保護

ファンデーションは、外部の刺激から肌を保護する役割もあります。紫外線や汚れ・乾燥から肌を守り、肌へのダメージを軽減します。

ファンデーションの役割3:美容効果も

最近では、美容成分や保湿成分が配合されているファンデーションも登場しています。これらの成分が肌を潤し、美容効果をもたらします。

ベースメイクの順番、下地とファンデーションどっちが先?

結論からいうと、ファンデーションよりも化粧下地を先に肌に塗ります。また、ベースメイクで使用するのは、ファンデーションと化粧下地だけではありません。ここでは、ベースメイクの基本的な順番をみていきましょう。

順番①スキンケア

洗顔後、化粧水や乳液などの基礎化粧品を使用して肌を整えます。スキンケアの目的は、肌を清潔にして保湿を行い、肌の状態を整えることです。しっかりスキンケアを行うことで、ベースメイクの仕上がりがより美しくなります。

順番②日焼け止め

次に、日焼け止めを塗布します。日焼け止めには、紫外線から肌を守り、日焼けやシミ・肌老化を防ぐ役割があります。特に屋外で長時間過ごす場合や、日差しが強い季節には欠かせないアイテムです。顔全体に十分な量を均一に塗り、首や耳なども忘れずに保護しましょう。

順番③化粧下地

化粧下地には、ファンデーションののりをよくし、メイクの持ちを向上させる役割があります。また肌の凹凸を埋めたり、毛穴を目立たなくしたりする効果もあります。化粧下地を、顔全体に均一になじませましょう。

順番④ファンデーション

ファンデーションを使って、肌を均一なカラーに仕上げます。ファンデーションは肌の色ムラやシミ・ニキビ跡などをカバーし、肌を美しく見せる役割があります。自分の肌色や肌質に合った適切な色と質感のファンデーションを選び、顔全体に均等に塗布します。ブラシやスポンジを使用すると、綺麗に仕上がります。

順番⑤コンシーラー

コンシーラーは、気になる部分を重点的にカバーするために使います。顔のシミやくすみ・ニキビ跡などを隠すのに役立ちます。ファンデーションの後に、必要な部分に適量のコンシーラーを塗布し、指やブラシを使ってなじませます。

順番⑥パウダー

最後に、ルースパウダーを使って仕上げます。パウダーには、ファンデーションやコンシーラーを固定しテカりを抑える役割があります。顔全体に軽くパウダーを乗せ、余分な油分を吸収します。

下地とファンデーションを兼ねた一体型クッションファンデーションがおすすめの理由

ベースメイクだけでもかなりの工程があり時間がかかるほか、メイク道具をそろえる費用もかかります。工程を短縮したい、メイクにかかる費用を節約したいという人には、化粧下地やファンデーションが一体となったクッションファンデーションがおすすめです。

理由1:カバー力が高い

クッションファンデーションは、高いカバー力をもったファンデーションです。肌の色ムラやシミ・毛穴などの気になる部分を、しっかりカバーします。軽いテクスチャーでありながらもしっかりしたカバー力を持つため、自然な仕上がりで美しくナチュラルな肌を演出できます。

理由2:美容成分が含まれている

多くのクッションファンデーションには、保湿成分や美容成分が配合されています。ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が、肌にうるおいを与えます。さらにビタミンCやエイジングケア成分が配合されているものもあります。ファンデーションを使いながら、健やかで美しい肌を目指せます。

理由3:化粧下地が不要

クッションファンデーションは、化粧下地としての役割も果たします。保湿成分や毛穴を埋めるプライマーが配合されており、肌の凹凸をカバーしたり、メイクののりをよくしたりする効果があります。そのため別途化粧下地を使う必要がなく、手軽にメイクを完成させられます。

理由4:高機能

クッションファンデーションは、単なるファンデーション以上の多機能性を持っています。保湿、UVカット、パウダーの配合など、さまざまな機能がひとつのアイテムに凝縮されています。肌に優しいケアをしながら、メイクアップ効果も高めることができるオールインワンなメイクアイテムです。

理由5:携帯にも便利

クッションファンデーションはコンパクト型のケースに収められており、手軽に持ち運びができます。リキッドファンデーションと比較しても、こぼれたり漏れたりする心配が少なく、外出先でも簡単にメイク直しができます。

クッションファンデーションのおすすめ

人気のあるクッションファンデーションのなかから、タイプの異なる3つのおすすめアイテムを紹介します。

くすみ・小ジワをカバー すりガラスのような透明感へ

ODELIA(オディリア)ルミナスフィットクッションファンデーション 01 ナチュラルベージュ(ケース+リフィル)セット

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くすみやシミは、老け見えの原因となります。『ODELIA(オディリア)ルミナスフィットクッションファンデーション』は、くすみやシミをカバーしてくれるクッションファンデーションです。また光の乱反射を利用して、肌に透明感や血色感を与えて若々しく演出します。天然成分にこだわって作られており、肌に優しいのもポイントです。

30秒で悩みカバー 理想的なうるツヤ肌へ導く

Aluce luce Plus クッションファンデーション 02 ナチュラルオークル(ケース+リフィル)セット

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『Aluce luce Plus クッションファンデーション』は、ソフトフォーカスパウダーやエバーラスティングパウダーが含まれている高機能なクッションファンデーションです。シミやくすみ、毛穴までも自然にカバーするのと同時に、パウダーの効果によって摩擦によるメイク崩れを最小限にしてくれます。美容液やUVカット成分が含まれているため、メイクしながらシミやそばかすのない健やかな肌を目指せます。

乾燥肌でお悩みの方におすすめ、保湿力抜群の潤いファンデ

PURE’D 100 PERFECTION クッションファンデーション 02 ナチュラルベージュ モイストセット

PURE’D 100 PERFECTION クッションファンデーション 02 ナチュラルベージュ モイストセット

『PURE’D 100 PERFECTION クッションファンデーション』は、自然由来の美容成分を含んだ使い心地のいいクッションファンデーションです。ダイズイソフラボンやハイビスカス花エキスなど、植物由来の美容液成分が配合されており、肌の潤いをキープし続けます。また余分な油分だけを吸着するグリーシーオフパウダーが含まれているため、テカリを抑えたい人にとっても使いやすいアイテムです。

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