クッションファンデーション 色選びのポイントは?自分に合った色の選び方やおすすめ商品を解説

掲載日:2020/11/25
更新日:2024/01/18
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ファンデを新しくしたい!と思ったとき、悩ましいのが色選び。美容部員さんのタッチアップが休止中だったり、テスターが撤去されていたりと、手軽に試せないことがありますよね。自然になじむファンデ選びのコツをご紹介します。

自分の肌色タイプを見極めて選んだはずなのに、なんだかキマらない…。その違和感は、色のせいだけではないかもしれません。ファンデの色数や色の定義は、メーカーによってさまざまです。色にこだわりすぎず、①理想の質感 ②肌のコンディション ③塗り方を押さえると、仕上がりに差がつきますよ。

クッションファンデの使い方

クッションファンデは、パフをクッションと呼ばれるファンデーション部分にグッと押し当ててとります。適量は、パフの表面半分程度の範囲にしっとりと付くくらいです。
クッションファンデは水分が多いため、肌に乗せていくときには滑らせるようにつけるのではなく、ポンポンとスタンプを押すように塗りましょう。その際、一か所に偏らないように少しずつずらしながら付けていくと均一に塗ることができます。
またパフを動かす方法は、顔の中心から外側へ、頬やおでこなどの広い部分を塗り終えたら、あごや細かい部分につけていきます。
詳しい塗り方は、以下のページで確認してください。
ファンデの仕上がり変わる!素肌っぽいのにちゃんとキレイなメリハリ塗りのコツ

クッションファンデの色選びを行う前に確認しておくこと

どんな肌タイプにもなじみやすいクッションファンデですが、自分の肌色に合う色を選ぶことでよりナチュラルな仕上がりに。ここではクッションファンデの色選びの際に確認したいポイントについて見ていきましょう。

フェイスラインの色を基準にする

クッションファンデを選ぶときにひとつの基準になるのがフェイスラインの色です。フェイスラインとは、耳の下からあごにかけてのラインのことをいいます。フェイスラインは日焼けをしにくく肌トラブルも起こりにくいので、肌本来の色が分かりやすい部分です。さらに顔と首の境目であることから、フェイスラインの色に合わせてクッションファンデの色を選ぶことで白浮きしない、肌にマッチした自然な色合いの色を選ぶことができます。

普段と同じ明るさの部屋で確認する

肌の色は一般的に太陽光の下では明るく、蛍光灯の下ではやや暗く見えます。ファンデーションの色味も、太陽光・蛍光灯・白熱灯など、光の種類によって色合いや印象が違って見えることがあります。そのため、照明の強い店内で試したときにはちょうど良いと思ったのに、外で見ると色味が合っていない、なんてことも。ファンデーションを選ぶ時には、普段過ごす時間が多い場所の明るさに近い光源の元で色味を確認するのがポイントです。例えばオフィスや家の中など、室内で過ごす時間が多い方は室内の明るさに合わせて色味をチェックしてみてください。室内の照明で注意したいのは、オレンジ系のライトの元では本来の肌色よりも暗い色に見えるという点です。あまり明るすぎない白い蛍光灯の元で確認するのが良いでしょう。旅行先や屋外のレジャーで使いたい場合には、テスターなどを利用して屋外の自然光で色味を確認しておくと安心です。室内用と屋外用で色味の違うファンデーションを用意しておき、使い分けるのもおすすめです。

クッションファンデーションの照明による色の違い

イエローベース・ブルーベースを把握する

ファンデーションの色選びに役立つのが、自分のパーソナルカラーを把握しておくこと。パーソナルカラーとは、生まれ持った肌・髪・瞳などの色味を元に、その人に似合う色を診断する手法のことをいいます。自分に似合う色を把握しておけば、肌や顔色を美しく健康的に見せたり、好感度アップにもつながります。メイクだけでなく、ファッションや髪色など、様々なことに活かすことができますよ。自分のパーソナルカラーを知るには、まずは肌の色が「イエローベース」なのか「ブルーベース」なのかをチェックしましょう。

・イエローベース
黄みを含んだ温かみのある肌の色の方は、イエローベースの可能性があります。手首の内側の血管の色が緑がかって見える場合も同様です。 イエローベースの方に似合うメイクアイテムは、暖かみのあるイエロー系の色味のもの。口紅やチークならオレンジベージュ系、ベースメイクではベージュ系のカラーがおすすめです。
・ブルーベース
青みを含んだクールな印象の肌の色の方は、ブルーベースの可能性があります。手首の内側の血管の色が青みがかって見える場合も同様です。 ブルーベースの方に似合うメイクアイテムは、青みのあるクリアな色味のもの。口紅やチークならローズレッド系、ベースメイクではピンクオークル系のカラーがおすすめです。

パーソナルカラー診断×クッションファンデーション

自分に合うクッションファンデの色の選び方

肌の明るさで選ぶ

ファンデーション選びの際、色味の他に注目したいポイントが肌の明るさです。明度は白ければ高く、黒いほど低くなります。ご自分の肌の明るさに合わせて色味を選ぶことで、なじみやすく自然なメイクの仕上がりになります。ここでは肌の明るさに合わせたクッションファンデの色の選び方をご紹介していきます。

色白の場合

色白の肌をお持ちの方には、標準色よりもワントーン明るめの色がおすすめです。厚塗り感の出るものは避け、素肌を活かしたナチュラルな仕上がりのものをチョイスしましょう。ご自分の肌の色よりも暗い色を選ぶと顔色が悪く見えてしまうのでご注意ください。「ライトベージュ」、「ライトオークル」など、ライトと表記されている色味を選ぶとよいでしょう。

ナチュラルな場合

色白でも濃い目の肌の色でもない、標準的な色の肌をお持ちの方は、まずは標準色をチェックしてみましょう。ご自分の肌の色味に近いカラーが見つかるはずです。標準色よりも明るい色や暗い色を選ぶと、白浮きや顔色が悪く見える原因に。「オークル」や「ナチュラルベージュ」、「イエローベージュ」などがおすすめです。

健康肌の場合

健康的な肌色をお持ちの方は、標準色よりもワントーン暗めの色がおすすめです。また、日焼けをするとそれまで使っていたファンデーションの色が合わなくなってしまうので、日焼け後の肌に合う色を使うようにしましょう。肌を明るく見せようと明るいカラーを選ぶと白浮きしてしまい、肌になじまない可能性が。ワントーン明るい色を使う場合は、顔全体には肌なじみの良い色を使い、目の下の逆三角形の部分やTゾーンにのみ明るめの色を使うなど、部分使いに留めましょう。「ヘルシーオークル」や「ウォームベージュ」などのカラーを選ぶと良いでしょう。

パーソナルカラー別・おすすめベースメイク

イエローベース向けのおすすめベースメイク

暖かみのある肌色で、明るい印象を持つイエローベース肌。そんなイエローベース肌さんのお悩みで多いのが、肌の黄ぐすみや透明感が出にくいという点です。パープル系の下地を使うことで肌の黄ぐすみを抑えながら自然な透明感を出すことができます。また、肌の黄みを抑えようとファンデーションを塗りすぎてしまわないように気をつけましょう。白浮きしたり、厚塗り感のあるメイクになってしまいます。薄づきでもしっかり肌をカバーできるファンデーションを選ぶのがポイントです。ここではクッションファンデの塗り方についてご紹介します。


①クッションファンデをパフの1/4につくくらい取り、小鼻の脇から外側へ向けて、頬までトントンと優しく叩くようにしながら塗り広げていきます。
②両頬を塗り終わったら、額や鼻筋も同じようにトントンと優しく叩くようにしながら塗ります。顔の外側へ行くほど力を抜いてトントン塗るのがポイント。特にフェイスライン付近は優しく塗ることで自然な仕上がりになります。
③小鼻の脇や目もとなど、気になる細かい部分はパフを半分に折って丁寧に塗ります。
④仕上げに薬指の腹で優しく口角の周辺を抑えます。そうすることで口角にできがちな影やくすみを防いで優しい口元に。

ブルーベース向けのおすすめベースメイク

透明感が高く、エレガントかつクールな印象を持つブルーベース肌。そんなブルーベース肌さんのお悩みで多いのは、血色が悪く見えてしまったり、くすみやすい、という点です。ここで気をつけたいのが下地の色味の選び方。ブルーベース肌さんがパープル系やブルー系の下地をつけると、肌が白くなりすぎて顔色が悪く見えたり、白浮きの原因になってしまいます。肌のトーンを血色感良く見せたいときには、下地にピンク系をプラスして使用するのがおすすめ。


①無色の下地を顔全体につけます。下地をつけるときは、直に肌に乗せる前に手の甲に出してなじませてから顔につけるのがポイント。塗りムラができにくく、均一な肌のトーンに仕上げることができます。
②ピンク系の下地を少量、頬の中央に乗せて優しく塗り広げます。このひと手間で立体感のあるヘルシーな肌色に仕上がります。

クッションファンデを塗る際のコツ

どんなに肌色にピッタリ合ったファンデでも、顔のすみずみまで均一に塗ると、首から浮いてしまいます。回避するコツは、

○毛穴や色ムラが目立ちやすい頬を中心にカバー
○トラブルの少ないフェイスラインはごく薄塗り


にすること。メリハリをつけて塗れば、少し色が合っていなくてもリカバリーできますよ。

基本の塗り方は『ファンデの仕上がり変わる!素肌っぽいのにちゃんとキレイなメリハリ塗りのコツ』で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

おすすめアイテムのご紹介

アイテム別カラーチャート

クッションファンデーション使用時の色の比較

乾燥肌でお悩みの方におすすめ、保湿力抜群の潤いファンデ

【PURE’D 100 PERFECTION】ピュアード100パーフェクション クッションファンデーション 01 ライトベージュ モイストセット

SPF50+ PA+++
ライトベージュ01(明るめの肌色)/ナチュラルベージュ02(自然な肌色)


しっとりとフィットして、なめらかなツヤ肌に磨き上げるクッションファンデ。肌本来の美しさを引き出すスキンケアシリーズ「PURE’D 100」に使用されている美容成分を、おしみなく配合しています。

日中の肌を乾燥から守る

保湿効果に優れるコラーゲン*1やヒアルロン酸*2、セラミド*3などの保湿成分が、みずみずしい肌をキープ。

肌に溶け込むような自然な仕上がり

日本人の肌になじみやすいベージュ系の2色展開。ブルーミングローズパウダーが光の散乱率を高めるので、薄くつけても色ムラや毛穴を自然にカバーします。重ねづけしてもヨレにくく、カバー力の調整のしやすさも◎です。

肌にも肌色にもピタッとフィットするつややかなクッションファンデで、キレイのランクアップを目指しませんか?

*1 加水分解コラーゲン(保湿成分)
*2 ヒアルロン酸Na(保湿成分)
*3 セラミドNP(保湿成分)

イエローベースに合う品番

イエローベースの方には、健康的な肌の色に合う「02 ナチュラルベージュ」がおすすめです。

ブルーベースに合う品番

ブルーベースの方には、色白で明るめの肌の色に合う「01 ライトベージュ」がおすすめです。

30秒で悩みカバー 理想的なうるツヤ肌へ導く

【Aluce luce Plus】 アルーチェ ルーチェ プラス クッションファンデーションセット

薄づきなのに肌をしっかりカバー

Aluce luce Plus(アルーチェルーチェプラス)クッションファンデーションは、パウダー含有量が多いため、今までパウダータイプのファンデーションを使っていた方でも扱いやすいのが特徴です。みずみずしいファンデーションが肌の上でなめらかに伸びて、下地やコンシーラーを使わなくても肌をしっかりとカバー。ぷるんとした弾力とこっくりとした潤いをもたらします。乾燥やハリが気になる方にもおすすめの商品です。

ソフトフォーカスパウダーで光を味方に

Aluce luce Plus(アルーチェルーチェプラス)クッションファンデーションは、肌に乗せると大小様々な大きさの球状粉末が肌表面に密着し、光を乱反射することで肌の凸凹をぼかし、なめらかに見せる効果が。シミやシワを自然にカバーして、内側から光を放つようなツヤ肌を叶えます。

イエローベースに合う品番

イエローベースの方には、健康的な肌の色に合う「02 ナチュラルオークル」がおすすめです。

ブルーベースに合う品番

ブルーベースの方には、健康的な肌の色に合う「01 ナチュラルベージュ」がおすすめです。

プラセンタエキス配合クッションファンデ

【PLACENTIST】プラセンティスト クッションファンデーションセット

ひとつで5役だから手軽にうるツヤ肌に

PLACENTIST(プラセンティスト) クッションファンデーションは、プラセンタの成分からなるこだわりの「プラセンタ美容液」*を配合したクッションファンデーション。これひとつで「美容液」「日焼け止め」「化粧下地」「ファンデーション」「コンシーラー」の5役を兼ねているので、ポンポンするだけであっという間にベースメイク完了。しっとり艶やかな肌を実現します。忙しい朝にもぴったりのクッションファンデーションです。

*8保湿成分(プラセンタエキス、BG等)/精製水を含む

化粧崩れしにくく、夕方までくすみをカバー

密着性に優れた「高密着パウダー」がメイク崩れやファンデーションのヨレを防いでメイク移りを抑えます。さらに「ジェルパウダー」が化粧崩れの原因である皮脂を吸着することでテカリを防ぎ、化粧持ちがよくなります。また、夕方になると肌がくすんで見えることがありますが、これはメイク油分の酸化が原因になることも。変色の少ない「ブライトアップオイル」を使用することで、夕方まで透明感のある美しい肌を保ちます。

イエローベースに合う品番

イエローベースの方には、健康的な肌の色に合う、「02 ベージュ」がおすすめです。

ブルーベースに合う品番

ブルーベースの方には、明るめの肌の色に合う、「01 ライトベージュ」がおすすめです。

自分に合う色を見つけて理想の肌に

ファンデーションの色選びのコツや、イエローベース、ブルーベースそれぞれに似合う色についてご紹介しました。ファンデーションの色味は、メーカーや商品によってとても種類が豊富です。肌に合わない色を使っていると、白浮きや顔色が悪く見える原因に。パーソナルカラーを意識して、まずは自分に合う色味を把握するのが美肌への近道です。理想の質感や肌のコンディションに合わせて、ぜひご自分にぴったり合う色を見つけてみてくださいね。

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