プラセンタとは?効果や利用方法、注意点について解説

掲載日:2021/05/17
更新日:2021/05/17
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美容液などに使われる「プラセンタ」とは、どのような成分でしょうか?
シミ予防・保湿・抗酸化作用などプラセンタの美容効果と取り入れ方について解説します。またプラセンタの選び方、安全性・注意点、飲み合わせについてチェック。
最後に銀座ステファニーのプラセンタについてご紹介します。

プラセンタとは?

「プラセンタ」は、美容液や化粧水などのスキンケア製品に使われていますが、どのような成分なのでしょうか?
プラセンタとは、ブタ、ウマなどの動物の胎盤から抽出される成分です。胎盤は子宮の中にいる赤ちゃんのへその緒と繋がっていて、栄養や酸素を送り、胎児の成長を促すために大切な役割を担っています。
そのため、プラセンタには豊富な栄養成分が含まれ、肌や体にさまざまな良い効果をもたらすと期待できるのです。

プラセンタの美容効果について

プラセンタの美容効果は古くから知られており、エジプトの女王クレオパトラやフランスの王妃マリーアントワーネットなどが使っていたと言われるほどです。では、具体的にどんな美容効果があるか、見てみましょう。

シミ予防

プラセンタにはシミを防ぐ効果が期待でき、よくスキンケア商品に美白有効成分として配合されています。
肌に紫外線があたると体内に活性酸素が発生し、それによってメラノサイトが刺激を受けメラニンを作り出します。このとき、メラニンの中に存在するチロシナーゼという酵素によって、メラニン色素が作られるのですが、プラセンタにはチロシナーゼの働きを阻害する作用があります。
つまりプラセンタによってメラニン色素が作られにくくなり、肌が黒くなったりシミができたりしにくくなるのです。

保湿力

乾燥は美肌の敵。肌が乾燥して潤いがなくなると、シワができやすくハリのない肌になってしまいます。でもプラセンタには保湿成分が多く含まれているため、肌から水分が蒸発して乾燥するのを防ぎ、お肌の保湿力をアップさせる働きがあります。

抗酸化作用

紫外線を浴びたりさまざまなストレスを受けたりして、体内に活性酸素が発生すると、メラノサイトが刺激されメラニンの生成を促し、シミやシワの原因となります。また、肌のタンパク質やDNAなどを攻撃して、肌の老化を進めることとなってしまいます。
しかし、プラセンタにはこの活性酸素を除去する作用があり、抗酸化作用が期待できるのです。プラセンタが含まれるスキンケア製品にアンチエイジング効果が期待できるのは、このためです。

血行促進

プラセンタには、血流を促進する働きがあります。顔や体の血行が良い状態に保たれていると、皮膚細胞に栄養や酸素が行きわたり、細胞が生まれ変わるサイクルがスムーズに行われます。
そのため、健康的で美しい肌を保ために、プラセンタが効果的と言えるのです。

線維芽細胞増殖作用

線維芽細胞は肌の真皮に存在し、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを作り出します。
つまり、この細胞は美肌の鍵とも言える重要な細胞なのです。しかし線維芽細胞が自身で増殖できる能力は、年齢とともに下がっていきます。でもプラセンタには、線維芽細胞の増殖を促す働きがあるため、内側から輝くような美肌へ導くのを手助けしてくれるのです。

プラセンタの取り入れ方について

プラセンタには美容にも健康にもさまざまなメリットが多いのですが、スキンケア以外にいくつかの摂取方法があります。

日焼け止めとパウダーでつくる“すっぴん以上メイク未満”の肌で、守りながらキレイに。おうち時間を心地よく過ごしてくださいね。

スキンケア

プラセンタをお肌にダイレクトにつけることができるのが、スキンケア商品です。化粧水、美容液、クリームなどのアイテムがあり、お肌の新陳代謝を促したり、保湿やエイジング効果が期待できます。
しかしスキンケア商品で気を付けたいのが、プラセンタの含有量。高濃度のプラセンタが配合されていないと、思うような効果が表れない場合があるかもしれません。

インナーケア

プラセンタエキスを配合したサプリメントや、ドリンクなどの健康食品があります。
口から栄養成分を摂取するため、誰でも気軽に毎日の習慣として始められます。体の内側からキレイや健康を目指したい方におすすめの方法です。

注射

病院やクリニックなどで受けられるのが、プラセンタ注射やプラセンタの点滴。これはプラセンタの原液を体内に直接注入する方法で、体がすぐにプラセンタを吸収していくため、プラセンタの摂取方法の中でもっとも効果が表れやすいと言われています。
プラセンタ注射には筋肉注射と皮下注射の選択肢があり、筋肉注射の方が吸収速度が早く即効性が高い一方、皮下注射は投与する量が少ないため痛みや金銭的な負担が少ないとう特徴があります。
美容やアンチエイジングを目的にしたプラセンタの注射や点滴は自費診療となりますが、更年期障害や肝機能障害の改善の場合には保険が適用となります。

プラセンタの選び方について

プラセンタの原料によく使われるのは、ブタ、ウマ、羊です。
このうち最も一般的なのが、ブタのプラセンタ。ウマは出産数が少ないため、ウマのプラセンタはあまり流通しておらず価格が高くなります。羊のプラセンタは欧米では人気ですが、日本ではあまり見かけません。
プラセンタを選ぶときは、これらのどの動物が使われているのか、どんな飼育環境だったかといったことをチェックしましょう。
抗生物質が使われない良い環境で育てられた動物は、高品質のプラセンタを抽出できます。また「プラセンタエキス」と記載されていれば、希釈されない原液タイプのことなので、より良い効果が期待できます。

プラセンタの安全性と注意点について

安全なプラセンタ商品を選ぶためには、商品に付いているマークに気を付けてみましょう。
ブタ由来のプラセンタを使用した商品には、特定の病気がないブタに付けられる「SPF豚」マークが付いているものがおすすめ。食品の場合は、製品品質に合格したものに付けられる「JHFA」マークがあるか、確認しましょう。
またアレルギー症状がある方は、病院やクリニックでプラセンタに対してアレルギーがないか調べてから、摂取する方が安心です。

プラセンタの飲み合わせについて

プラセンタをサプリメントや健康食品などのインナーケアで摂取する場合、他のサプリメントなどとの飲み合わせにはどのように注意すればいいでしょうか?
一般的に、プラセンタには、飲み合わせに特に気を付けることはないと言われています。しかし、ピルなど現在服用している薬がある場合は、事前に医師や薬剤師に相談した方がいいでしょう。
もし摂取して体に異常を感じたら、すぐに使用を中止してください。

プラセンタの選び方

この記事の監修医師

吉田靖志 先生

クリニカメディカ・髪のクリニックseed 院長、順天堂医院 非常勤助教

予防医療から緊急医療などのさまざまな経験を積み、総合診察医としてトータル医療に従事している。 予防医学をベースとした様々なアンチエイジング療法を行っており、自身も若々しさをキープしている。

★プラセンタは美容&健康に最適

美容はもちろん女性が健康的に暮らしていくために、強い味方となるプラセンタ。
スキンケアからサプリメント、クリニックでの注射など、さまざまな摂取法がありますから、自分に適した方法で取り入れてみてはいかがでしょうか?