
強い紫外線にさらされてきた残暑の肌は、シミ・乾燥・くすみなどのトラブルが現れやすくなります。乾燥が進む秋本番が来る前に、残暑の肌ストレスをケアしておきましょう。押さえておきたいのは、巡り・保湿・美白の3つ。おすすめアイテムもご紹介します。
カレンダー上は秋なのに、厳しい残暑が続くシーズンには、体にも肌にもストレスが溜まって、シミ・乾燥・くすみなどの肌トラブルを引き起こすことがあります。残暑のスキンケアのポイントを押さえて、イキイキした美肌をキープしましょう!
残暑に気をつけたい肌トラブル
シミ
たくさん汗をかいたり拭いたりして、夏は日焼け止めが崩れがちですよね。うっかり紫外線を浴び続けると、肌を守ろうとする働きが暴走して、残暑もメラニンを過剰につくり続けることが…。今シミはなくても、肌の奥に「シミ予備軍」として潜んでいる可能性があります。
乾燥
強い紫外線は肌の水分を奪い、乾燥の原因になります。また屋外と室内の激しい温度差で、自律神経のバランスが乱れがちに。すると血の巡りが悪くなり、肌に酸素や栄養が行き届かず、乾燥・肌荒れにつながります。
くすみ
血の巡りが悪くなると、ターンオーバー(細胞の生まれ変わり)のサイクルも乱れやすくなります。メラニンを含む角質がスムーズに排出されず、肌に蓄積し、くすんで見えることがあります。
残暑の肌を立て直すスキンケア3選
ターンオーバーを促す
洗顔後に蒸しタオルで肌を温めると、血の巡りがよくなり、ターンオーバーのサイクルもスムーズに。蒸気で肌が柔らかくなり、スキンケアのなじみもよくなりますよ。
1)半分に折ったタオルをのり巻き状に丸め、50度ぐらいのお湯に浸して絞る
2)タオルを顔の上に広げて1分温める。これを2回くり返す
首を温めれば、自律神経のバランスの乱れにも効果的です。
保湿しながらマッサージ
化粧水の後、乳液やクリームをいつもより多めにつけて、肌にうるおいを蓄えましょう。マッサージしながらなじませれば、じっくりと肌に浸透。ベタつきを残しにくく、血の巡りもよくなります。顔全体になじませてから、指の腹でやさしく円を描くように行いましょう。
1)あごから耳の下、口角から耳の中央、小鼻からこめかみの順でマッサージ
2)おでこの中央からこめかみへマッサージ
美白ケアでメラニンを抑え込む
シミ予備軍をシミとして残さなさいためには、これ以上メラニンを増やさないことが大切です。美白化粧品はエラーを起こした肌に働きかけて、過剰なメラニンの生成を抑制。シミを防いでくれます。美白有効成分の種類によって作用するタイミングが異なり、大きくは次のように分けられます。
○メラニンをつくれ!という指令を止めて、初期の段階で抑えるもの
○メラニンの生成指令が出た後に、メラニンをつくる酵素の働きを抑えるもの
美白化粧品を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
秋はまだ紫外線が強い日が多いので、油断は大敵です。UVケアも忘れずに続けて、肌にダメージを残さないようにしましょう。
おすすめアイテムのご紹介
複雑な色素トラブルを抱える大人の肌へ
エクストラコントロールホワイト
シミを防いで明るい肌を保つ、薬用の美白美容液。医薬部外品です。
止める
美白有効成分トラネキサム酸が、メラニンの生成指令を抑制。初期の段階でメラニンの過剰生成を抑えて、シミを防ぎます。さらにビタミンC誘導体*1が肌を整えて、明るい*2印象の肌に導きます。
守る
ユキノシタエキス、ブドウ葉エキス、オウゴンエキス、ツボクサエキスなどの植物由来保湿成分がうるおいをキープ。乾燥などの外部刺激から肌を守ります。
巡る
L-システイン*3が美しいサイクルをサポート。
とろみのあるテクスチャーだから、お顔全体にのばしやすく、しっかりケアできます。コンディションのいい肌で、秋のオシャレを楽しんでくださいね。
*1 L-アスコルビン酸硫酸エステルニナトリウム(保湿成分)
*2 うるおいによる
*3 保湿剤