化粧水の役割は?効果的な使い方や肌質別の選び方などを紹介!

掲載日:2021/08/05
更新日:2024/02/22
スキンケア
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普段、なにげなくつけている化粧水。化粧水には、どういう役割・働きがあるかご存知ですか。化粧水の基本知識ともいえる、役割・働き、化粧水の効果的な使い方や、肌質別の選び方を解説していきます。

そもそも化粧水の役割・働きは?

化粧水のおもな役割・働きは、「肌の水分を補う」「肌をなめらかに整える」「美容成分を届ける」ことです。また、化粧水をつけることで、美容液やクリームの角質層への浸透を助ける働きもあります。

化粧水の成分ごとの効果

化粧水は、約80%が水、約10%がアルコール類(アルコールフリーのものもあり)、そのほか美容成分で構成されています。美容成分はメーカーによって異なりますが、ここでは、一般的によく利用される美容成分の効果を、成分ごとに解説していきます。

グリセリン

グリセリンは、アルコールの一種で、高い保湿力をもつ成分です。肌の水分を失わないようにし、肌にうるおいとしっとり感を与える効果があります。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸も、グリセリン同様、保湿成分です。実はヒアルロン酸は、人間の体にもともと存在する成分。皮膚や軟骨、眼の角膜にあるゼリー状の物質です。ゼリー状であることからもわかるように、保水力が高く、乾燥を防いでくれる役割があります。また、肌をふっくらさせて、ハリを与えてくれます。

セラミド

セラミドは、肌の角層にもともとある成分です。角層細胞どうしの隙間を満たしており、細胞どうしや水分をつなぎとめる役割を果たしています。肌には、外部刺激から肌を守る「バリア機能」が備わっていますが、セラミドは、そのバリア機能をサポートしてくれるのが特徴です。そうすると、肌の表面がうるおい、キメが整った状態になります。

化粧水の効果的な使い方

化粧水は、正しい使い方をすることで、より効果を高めることができます。ここでは、正しい使い方、選び方を説明していきましょう。

スキンケアは正しい順番とタイミングが大切

化粧水の効果を1番高めるタイミングは、洗顔直後です。その理由は、洗顔直後の肌は、油分や保湿成分が洗い流されてしまい、不安定な状態だから。また、毛穴が開いた状態なので、化粧水をつけずにそのままにしておくと、皮脂が過剰分泌されてしまい、毛穴のつまり、ニキビの原因を引き起こしてしまいます。肌が乾いてしまう前に、化粧水で十分に水分を補いましょう。

化粧水はコットン・手で適量をつける

化粧水をつけるときのポイントは、

・コットンまたは手でつける
・適量をつける
・肌に刺激を与えないよう、やさしくつける

ことが大切です。これをふまえて、化粧水のつけ方を説明します。

コットンでつける場合

1 コットンに適量出す。
2 軽くなでるように肌にコットンをすべらせながら、化粧水を顔全体につける。
3 最後に肌に化粧水を浸透させるイメージでハンドプレスする。

手でつける場合

1 手のひらに適量出し、両手で温めるようになじませる。
2 手のひらで顔を包むようにして、頬、額、口周りなど、顔全体に化粧水をやさしくつける。
3 手に余った化粧水を、フェイスライン、首筋、デコルテにつける。
4 最後に、肌全体に化粧水を浸透させるイメージでハンドプレスする。

自分の肌にあった化粧水を選ぶ

口コミでよいといわれている化粧水であっても、自分の肌にあうかどうかは別問題です。肌のタイプには、普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌などがあります。自分の肌はどのタイプなのかを知り、適した化粧水を選んで使うようにすることが大切です。また、化粧水を購入する前には、パッチテストを行い、肌に合うかをチェックしてください。

やりがちな化粧水のNGな使い方

化粧水は間違った使い方をすると、効果が半減してしまうこともあります。よくやりがちな化粧水のNGな使い方をご紹介します。

乳液を塗らないで化粧水だけ

スキンケアを化粧水だけで済ませている人はいませんか。とくに脂性肌の人は、「べとべとする使用感が苦手だから」「より皮脂が出てしまいそう…」などの理由から、乳液をつけない人もいるかもしれませんね。ですが、これはNGです。

乳液には油分がふくまれており、水分を与える働き、水分蒸発を防ぐ働きがあります。また、化粧水では届きにくい美容成分を、角質層のすみずみまで届ける効果もあります。

これらの働きや効果から、化粧水で肌の表面を柔らかくしておいてから乳液をつけると、より美容成分が角質層まで浸透しやすくなるのです。必ず化粧水のあとは乳液をつけるようにしましょう。

パッティングする

化粧水をつけるときにパンパンとパッティングして顔を強く叩くのも避けたい行為です。強く叩いてしまうと、肌が刺激され、肌荒れしたり、炎症を起こすことがあります。化粧水をつけるときには、やさしく肌に触れるようにすることが大切です。

塗り残してしまう

化粧水を顔全体につけたようでも、案外塗り残してしまっている部分があります。塗り残しの多い部分は、額部分の髪の生え際、鼻の頭、鼻のキワ、フェイスラインなどです。これらの部分もしっかり化粧水をつけてください。

自分に合った化粧水の選び方

ここでは、肌のタイプ別の化粧水の選び方を解説していきます。

乾燥肌さん向け

乾燥肌は、肌の水分量、皮脂量が少なく、肌表面にうるおいや柔らかさがない肌です。そのため、カサカサしていたり、ごわついていることがあります。

化粧水を選ぶときには、肌にうるおいを与える成分が入っているものや、保湿効果の高い化粧水がおすすめです。

敏感肌さん向け

敏感肌は、花粉やアレルギー、紫外線、気温などの外部刺激によるバリア機能が弱く、肌が敏感になっています。

おすすめの化粧水は、低刺激のもの、アルコールフリーの化粧水、バリア機能をサポートする「セラミド」配合のものがよいでしょう。

脂性肌さん向け

脂性肌は、皮脂の分泌が過剰になっている肌で、べたつきやテカリ、ニキビ、毛穴トラブルが起こりやすいのが特徴です。

さっぱりとした使用感の化粧水や、肌を引き締める効果が期待できるビタミンC誘導体が配合された化粧水を選んでみてください。

混合肌さん向け

混合肌は、乾燥している部分と、脂っぽい部分が混在する肌のこと。部分によって、水分量、皮脂量が違うことが混合肌の原因です。水分不足によって皮脂過剰を起こしていることがあるので、保湿効果の高い化粧水を選ぶようにしましょう。

正しい化粧水のつけ方で、効果アップ!

化粧水は毎日使うもの。正しいつけ方、自分の肌にあったものを使えば、より効果を得ることができます。正しく使って美しい肌を手にいれましょう。

【肌質別】銀座ステファニーのおすすめの化粧水を紹介!

銀座ステファニーには、さまざまな化粧水がラインナップされています。肌のタイプ別に、おすすめの化粧水をご紹介しましょう。

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