肌のハリがなくなるのは何故?原因や対策、有効なケアについても解説

掲載日:2023/04/07
更新日:2024/02/07
スキンケア
  • 肌のハリ
  • コラーゲン
  • スキンケア

年齢を重ねるごとに気になってくるお肌の「ハリ」。なんだか最近疲れて見える、スキンケアのときに肌の弾力を感じない、などに心当たりがあったらお肌のハリが失われた状態かもしれません。この記事では肌のハリがなくなる原因や対策方法について詳しく解説しています。さらに有効なケアやおすすめのスキンケアアイテムもご紹介していますので、お肌のハリが気になる方はぜひチェックしてみてください。

徳永理恵医師

この記事の監修医師

徳永理恵先生

逗子メディスタイルクリニック 院長

国立東京医科歯科大学医学部を卒業後、同大学形成外科所属。横須賀市立市民病院では美容レーザー外来の立ち上げを行う。都内美容皮膚科勤務を経て、2010年逗子メディスタイルクリニックを歯科医の夫と開院。自然・健康・美容のまち”逗子葉山”で、生活の一部としての医療を啓蒙している。形成外科、皮膚科、歯科の考え方を統合し、医師・看護師・歯科衛生士・言語聴覚士と表情筋リハビリに力を入れている。3人男子の育児にも奮闘中。

所属学会:日本形成外科学会、日本美容皮膚科学会、日本サポーティブケア学会、医療アートメイク学会、統合医療塾3期生
逗子メディスタイルクリニック:https://medi-style.jp/

ハリのある肌とない肌の違いは?

肌のハリは見た目の若々しさを保つうえで重要なポイント。では、ハリのある肌とはどのような肌のことを言うのでしょうか?

ハリのある肌とは、以下のような状態の肌のことを指します。

  • ・たるみやゆるみがなく、触ると押し返してくるような弾力を感じる
  • ・潤いを保っていてみずみずしい
  • ・柔軟性があり、肌触りがなめらか

反対に以下のような状態だと肌のハリが失われた状態の可能性があります。

  • ・乾燥している
  • ・たるみやシワが目立つ
  • ・なんだか疲れて見える
  • ・肌にツヤがない
  • ・頬のたるみ、毛穴が目立つようになる
  • ・肌が乾燥する

続いて肌のハリはどのようなメカニズムで生まれているのかを見ていきましょう。
皮膚は上から「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の三層で構成されています。この中で肌のハリに大きく関わっているのが「真皮」。真皮は表皮の数倍の厚みがあり、血管や神経のほか、肌の弾力を維持する「コラーゲン」や「エラスチン」、「ヒアルロン酸」などの成分が存在しています。コラーゲンは真皮の約70%を占める繊維状のタンパク質で、表皮を支えハリを保つ働きをしています。そしてその隙間を埋めるように水分を抱えたヒアルロン酸や繊維状のエラスチンなどの成分が肌に弾力や柔軟性を与える働きをしています。真皮に存在するこれらの成分が減少することなく、しっかり生成されている状態を維持することが肌のハリを保つために重要なポイントとなっています。

肌のハリがなくなる原因は?

ここでは肌のハリがなくなる原因について詳しくみていきましょう。

コラーゲンやエラスチンなどのハリを支える成分の減少

肌のハリや弾力を保つために重要な役割をしている「コラーゲン」、「エラスチン」、「ヒアルロン酸」などの成分は、真皮に存在する線維芽細胞から生成されています。この線維芽細胞の働きは加齢とともに低下していくため、年齢を重ねるにつれて肌のハリや弾力を保つことが難しくなっていきます。

紫外線の影響

地上に降り注ぐ紫外線も肌のハリが失われる原因のひとつです。肌に影響を与える紫外線はUVAとUVBの2種類。中でもUVAは真皮にまで到達し、線維芽細胞を破壊してコラーゲンやエラスチンにダメージを与えるため、肌のハリや弾力が失われる原因に。

筋力の低下

加齢により、筋肉が老化することも肌のハリに大きく関わっています。筋肉の上には皮下組織、真皮、表皮が存在しているため、筋肉にハリがある状態だと内側から皮膚を押す力が強いので肌もピンとハリがある状態に。反対に筋肉が少なくなって弾力を失うと内側から皮膚を押す力も弱くなり、肌のハリが失われてしまいます

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは、肌の新陳代謝のことをいいます。健康な肌では、表皮の一番下にある基底層で作り出された肌の細胞が約4週間かけて表面の角層まで到達し、角質となって剥がれ落ちるというサイクルを繰り返しています。このターンオーバーが正常であれば肌が健やかな状態に保たれるのですが、加齢や生活習慣、ストレスなどが原因となって周期が乱れると、肌の水分量が低下したり剥がれ落ちるべき角質が溜まって皮膚のキメが乱れたり、肌のハリにも影響が出てきます

肌のハリを取り戻すには?

加齢や生活習慣など、肌のハリがなくなってしまう原因はさまざま。ここでは肌のハリを取り戻すために気を付けたいポイントについてご紹介していきます。

ポイント① 紫外線対策

紫外線はコラーゲンやエラスチンを作り出す線維芽細胞にダメージを与えるため、紫外線対策をしっかりすることが大切です。紫外線は年間を通して降り注いでいるため、日常的に気を付けるのがポイント。長時間外にいる場合は日焼け止めにプラスして帽子や日傘などで紫外線を浴びないようにしましょう。車の中や部屋の中であっても窓ガラスを通して紫外線が入ってくるため、レースカーテンや紫外線カットフィルムなどで対策するのもおすすめです。

ポイント② 血行を良くするストレッチ

肌の血行を促進するストレッチやマッサージを取り入れるのもおすすめです。血行が悪くなると栄養や酸素が上手く運ばれず、肌トラブルにつながることも。頭皮や首回り、鎖骨周りの筋肉をマッサージしたり、オフィスワークの合間に軽くストレッチを行うなど、気分転換も兼ねて取り入れてみてください。
ただし、マッサージをする際は決して肌に摩擦を加えず、ゆっくりと筋肉をほぐすように行ってください。

ポイント③ スキンケアで保湿をしっかりと

毎日のスキンケアで保湿をしっかりと行うこともハリを維持するために大切なポイントです。肌が乾燥しているとキメが乱れて、かさつきやくすみの原因に。洗顔は洗浄力の強い洗顔剤を使わず、時間をかけすぎずに優しく行います。また、特に洗顔後やお風呂上がりは皮膚から水分が蒸発しやすい状態のため、時間を置かずに保湿ケアを行いましょう。ヒアルロン酸やセラミドといった保湿成分、ビタミンC、レチノールなどの肌のハリ不足を助ける成分に注目してスキンケアアイテムを選ぶのがおすすめです。

ポイント④ 顔をよく動かす

筋肉が萎縮しハリを失うと、皮膚のハリも失われます
楽しいおしゃべりを毎日のようにしていると自然と顔の筋肉を動かしますが、人に会わず、ひきこもった生活をしていると知らず知らずに表情は失われ、顔の表情筋の筋力は低下していきます。
マスク生活も長くなり、あまり表情を動かすチャンスのない方は、鏡を見ながら動いていない筋肉がないように、いろいろな表情を作ってみる表情筋のトレーニングがおすすめです

ポイント⑤ ストレスを溜めない

ストレスも肌悩みの原因のひとつ。過度なストレスはターンオーバーの乱れを引き起こすだけでなく、腸や胃などの内臓に症状が現れることも。お肌にとっても心身にとってもデメリットが多いので、ストレスは溜めこまず適度に発散することが大切です。ストレスの発散方法には、ジョギング・ストレッチなどの体を動かす方法や、睡眠をとる、何もしないでボーっとする、などの休息型の方法、好きなものを食べたり映画や音楽を楽しむといった娯楽型の方法、絵をかいたり手芸をしたりといった創作型の方法などさまざまです。自分に合ったストレス発散方法を見つけてみてくださいね。

ポイント⑥ バランスのとれた食事

健康的な肌を作るためには、バランスのとれた食事をとることも大切です。糖質、タンパク質、脂質にプラスして、ビタミン、ミネラルをバランス良く取り入れましょう。特にコラーゲンの元になるタンパク質、コラーゲンの生成を助けるビタミンCや鉄を意識して摂るようにすると効果的です。また、朝ご飯を抜かないこともポイント。忙しくてなかなか時間がとれないという方は、ヨーグルトやバナナなどの食べやすいもので大丈夫です。朝ご飯を食べることで自律神経が整い、ターンオーバーが正常に働きやすくなります。
フレッシュで抗酸化作用の強い食材を選べるとなお良しです。

ポイント⑦ 適切な睡眠時間

睡眠時間は、日中に肌が受けたダメージの回復時間。さらに睡眠中に分泌される成長ホルモンによってコラーゲン、エラスチンなど肌のハリを支える成分の生成が促進されるため、しっかり睡眠時間を確保することが重要です。さらに睡眠の質を高めるためにも、寝る直前までスマホやパソコンを見ることや、アルコール・カフェインの摂りすぎなどは控えるようにしましょう。寝室の湿度や温度を適切に保ち、快適でリラックスできる空間を整えるのもポイントです。

スキンケアでハリのある肌に

肌のハリがなくなる原因やハリを取り戻す方法についてご紹介しました。年齢と共に気になってくるお肌のハリですが、紫外線対策や生活習慣の見直し、保湿を意識した適切なスキンケアでハリのあるお肌を取り戻しましょう。

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コラーゲンサプリの特徴とは?良さをより実感するための選び方のポイント7選!

掲載日:2022/08/22
更新日:2024/02/07
コラーゲンサプリの特徴とは?良さをより実感するための選び方のポイント7選!
成分
  • コラーゲン
  • サプリ
  • 成分

コラーゲンサプリにはどのような特徴があるのでしょうか?
当記事では、コラーゲンサプリがもたらすうれしい特徴と、サプリの選び方について解説します。美容と健康に欠かせないコラーゲンをサプリで気軽に取り入れましょう。

コラーゲンサプリの特徴とは?

コラーゲンとは、皮膚や軟骨、血管など体中の組織を構成している繊維状のタンパク質のことをいいます。人体のタンパク質の約30%はこのコラーゲンが占めています。美容やしなやかで活動的な毎日に大きく関係しているコラーゲンですが、年齢を重ねるにつれて減少していくことが分かっています。
女性ホルモンのエストロゲンはコラーゲンの生成を促進する働きがあるので、加齢によってエストロゲンが減少していくとともにコラーゲンの生成も減少しやすくなる傾向にあります。
コラーゲンが減少すると美容面でも様々な悩みにつながるだけでなく、スムーズな動きや、しなやかさなど、健康面にも様々な影響が出る可能性が。若々しく健やかな体を保つためにも、コラーゲンを減らさないようにしたいですね。
コラーゲンは口から摂取してもそのまま体内でコラーゲンとして存在するわけではなく、一度アミノ酸に分解され、コラーゲンをはじめとしたタンパク質に再合成されます。毎日の食生活で十分なタンパク質が摂取できていれば体内でコラーゲンが生成されるのですが、美容や健康に効果的な量のコラーゲンを生成するにはかなりの食事量が必要になります。
バランスの取れた食事にプラスして、サプリメントなどを活用することで無理なく効率的にコラーゲンを摂取することができます。ハリのある毎日や健康でしなやかな体づくりをサポートしてくれるコラーゲンサプリを、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

コラーゲンサプリの良さをより実感するための選び方のポイント7選

コラーゲンサプリとひとことで言っても、様々な種類の商品があります。どれが自分に合うのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここではコラーゲンサプリの良さをより実感できる選び方のポイントを、

  • ・用途
  • ・低分子
  • ・由来
  • ・サポート成分
  • ・飲みやすさ
  • ・続けやすさ
  • ・コラーゲン含有量
7つに絞って詳しくご紹介していきます。

用途

コラーゲンサプリは大きく「Ⅰ型コラーゲン」と「Ⅱ型コラーゲン」の2つに分けることができます。それぞれの特徴についてご紹介していきます。

美容サポートがメインの「Ⅰ型コラーゲン」

毎日のハリやうるおいなど、美容面が気になる方におすすめなのが「Ⅰ型コラーゲン」が含まれたコラーゲンサプリです。「Ⅰ型コラーゲン」は人の体に最も多く存在するコラーゲンで、滑らかさや節々の健康が気になる方におすすめの美容成分です。成分表には「Ⅰ型コラーゲン」と記載されていない場合が多いので、パッケージで「美容サプリ」と謳っているものを選ぶと良いでしょう。

健康維持が期待できる「Ⅱ型コラーゲン」

スムーズに活動的に過ごすなど、毎日元気に活動したいという方におすすめなのは「Ⅱ型コラーゲン」が含まれたコラーゲンサプリです。「Ⅱ型コラーゲン」は体の主要な成分であり、クッションのような弾力があり、しなやかな毎日をサポートしてくれる特徴があります。「Ⅱ型コラーゲン」は成分表に記載されているため、パッケージを確認してみてくださいね。

低分子

コラーゲンは、分子の大きさが小さいほど吸収率が高くなります。そのため、より良さを実感したい方にはコラーゲンの分子を小さく分解して製造された「低分子コラーゲン」がおすすめです。「コラーゲンペプチド」、「低分子コラーゲン」と表記されているものを選ぶと良いでしょう。価格が少し高くなってしまいますが、さらに低分子化した「トリペプチド」が含まれたものもおすすめです。

由来

コラーゲンの原材料は、大きく「動物由来」のものと「魚由来」のものに分けることができます。それぞれの特徴についてご紹介していきます。

コスト重視なら「動物由来」

鶏や豚など、動物由来のコラーゲンを使用したサプリメントの一番のメリットは比較的安価で購入できるという点です。動物由来のコラーゲンは、魚由来のものと比べると分子の大きさが大きめです。そのため吸収率はやや劣りますが、毎日飲むものなので無理せず長期的に続けたいという方にはぴったり。お手頃な価格帯のものが多いため、お試しで使ってみようかな?という方にもおすすめです。

質にこだわるなら「魚由来」

魚の皮や鱗から抽出した魚由来のコラーゲンは、動物由来のコラーゲンと比べると分子が小さいため、吸収率に優れているという特徴があります。そのため体へ届きやすいのがメリットです。ただし動物由来のものと比較して価格はやや高めになってしまうので、多少お値段が張っても良いものを摂りたい!という方におすすめです。

サポート成分

コラーゲンそのものだけでなく、配合されているサポート成分にも注目してみましょう。コラーゲンは体の中に入るとアミノ酸に分解され、再度コラーゲンとして生成されます。このとき、コラーゲンをサポートしてくれるのが「ビタミンC」と「鉄分」です。コラーゲンには不可欠な重要な役割を持つ成分で、コラーゲンと一緒に摂取することで、効率よくサポートしてくれます。さらに「ビタミンB群」、「セラミド」、「ヒアルロン酸」、「ロイヤルゼリー」、「ポリフェノール」など、美容や健康をサポートする成分が配合されているかどうかに注目し、含有量やお悩みに合わせて選ぶと良いでしょう。

飲みやすさ

毎日飲み続けるものだからこそ、飲みやすさも注目したいポイントです。コラーゲンサプリは大きく「錠剤」と「粉末(顆粒)」の2つのタイプに分けることができます。それぞれの特徴についてご紹介していきます。

錠剤

錠剤タイプの一番のメリットは、飲みやすさと持ち運びがしやすいという点です。粉末タイプと比べてコラーゲンの含有量が少なめというのがデメリットですが、粉末が苦手な方や、職場や旅先でも飲みたいという方におすすめです。

粉末(顆粒)

粉末タイプの一番のメリットは、様々な飲み物や食事に混ぜて使えるので飽きが来なくて続けやすい、という点です。さらに錠剤タイプよりもコラーゲンの含有量が多めです。ただし持ち運びにはあまり向かないでしょう。

この他に「ドリンク」タイプもあります。飲みやすくコラーゲンの含有量が多めなのがメリットですが、価格は少し高めになります。それぞれのメリット、デメリットを比較しながらご自分のライフスタイルやお好みに合わせて選んでみてくださいね。

続けやすさ

コラーゲンサプリを選ぶ際には、味の好みや飲むタイミング、コストパフォーマンスなど、様々な観点から見て続けやすいかどうかも大切なポイントです。
サプリメントを飲むタイミングは、薬ではないので特別に指示がある場合以外は基本的にはいつ飲んでもOKです。継続することが大切なので、ご自身の生活リズムに合わせて、無理なく飲みやすいタイミングで飲みましょう。
また、味の好みが合わないと続けるのは難しいですよね。粉末タイプであれば無味無臭のものを選べば飲み物などに混ぜても気にならず続けやすいでしょう。
ドリンクタイプは味の種類が豊富なのでお気に入りの味を見つけやすいのがメリットです。また、コストの面でも続けやすい価格帯のものを選ぶのが長続きのポイントです。
ヒアルロン酸やロイヤルゼリーなど、プラスアルファの成分が入っているものはその分価格が高くなっている可能性があるので、コストを抑えたものを使いたいという方はコラーゲンとサポート成分のみが入っているものを選ぶと良いでしょう。
ただし値段が高いからといってその分質が高いとは限らないため、コラーゲンの含有量や原材料をしっかりチェックして、ご自分に合ったものを見極めましょう。

コラーゲン配合量

コラーゲンの一日の摂取量は5~10gが目安です。コラーゲンをたくさん摂るほど美容に良いというイメージがあるかもしれませんが、コラーゲンの過剰摂取はニキビなどの肌トラブルやむくみ、体重増加などを引き起こす可能性があるので注意が必要です。製品に記載された通りの適量を摂取するようにしましょう。
コラーゲンサプリに含まれるコラーゲンの一日分の配合量は5,000㎎ほどが一般的です。錠剤、粉末、ドリンクの中では、ドリンクに含まれるコラーゲンの配合量が一番多い傾向にあるようです。食事から摂取するコラーゲンの量を考えながら、バランスよくコラーゲンを取り入れられると良いでしょう。

銀座ステファニーのおすすめアイテム【COLLAGEN THE EIGHT コラーゲンエイト】

銀座ステファニーのおすすめアイテム【COLLAGEN THE EIGHT コラーゲンエイト】

高純度フィッシュコラーゲンペプチドを摂取できる美容ドリンクです。コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCや、デンマークのビオファック社の登録商標であるキャビアコラーゲンをはじめ、厳選された美容成分も配合。気になるにおいがなく、飲みやすいマンゴー味なのも嬉しいポイントです。

成分

月桃葉

月桃げっとうは亜熱帯で生息するショウガ科の植物。コラーゲンとも相性がよく、美容をサポートする成分とされています。さらにエイジングケア(※)にもうれしい成分なので、イキイキとした美しさをバックアップしてくれます。
(※)年齢に応じた栄養補給によるケア

ジュンサイ

日本料理の高級食材としても知られるジュンサイは、淡水に生息する水生植物です。製品の抗酸化作用を持つポリフェノールに加えて、ビタミンや食物繊維も豊富に含みます。

サクラの花

サクラの花エキスは、暗くくすんだ毎日を吹き飛ばすかのような、透明感のある女性にぜひ取っていただきたい成分です。優雅な香りでくすみがちな毎日を明るくサポートしてくれます。

フカヒレ

フカヒレにはコラーゲンやコンドロイチンが豊富に含まれており、美容にうれしい高級食材です。

白キクラゲ

白キクラゲは潤いある毎日を支え、楊貴妃にも愛された美容食材です。ミネラルや食物繊維を豊富に含みます。

紫菊花

古くから観賞用の他に和漢食材としても親しまれてきた菊花には、エイジングケア(※)にもうれしい様々な成分が含まれているとされています。ビタミンB1、アミノ酸などの健康を保つ成分も豊富に含まれています。
(※)年齢に応じた栄養補給によるケア

エラスチン

エラスチンは弾力に優れたタンパク質の一種。繊維成分であるコラーゲンと一緒に摂りたい美容成分のひとつです。カツオ1匹から数グラムしか取れない貴重な成分です。

コラーゲンサプリを上手に取り入れて

スムーズでハリのある毎日をサポートするなど、美容と健康に欠かせないコラーゲン。毎日の食事では必要量を摂取するのが難しいため、バランスの取れた食事にプラスしてコラーゲンサプリを上手に取り入れていくのがおすすめです。錠剤や粉末、ドリンクなど様々なタイプがあるので、ライフスタイルやお好みに合わせて、毎日続けやすいものを選んでみてくださいね。

オススメのコラーゲンサプリ

さらに美味しく飲みやすくピーチ味にリニューアル

コラーゲンザエイト ピーチ味

コラーゲン配合量10,000mg※1を、わずか2口ほどで飲めるドリンクに凝縮。さらにキャビアコラーゲン※2とエラスチン75mgをたっぷり配合しました。さらに美味しく飲みやすくピーチ味にリニューアルしました!

※1原料配合量として
※2キャビアコラーゲンはデンマーク、ビオファック社の登録商標です。

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コラーゲンの効果!美容・健康に効果的な摂取方法も解説

掲載日:2020/12/10
更新日:2024/01/18
成分
  • コラーゲン
  • 効果
  • ペプチド

コラーゲンといえば、スキンケア化粧品に配合される保湿成分としておなじみです。食べたり飲んだりするコラーゲンもあるけれど、何がどういいのか半信半疑の人もいるでしょう。塗るだけではもったいないコラーゲンの魅力と、効率のいい取り入れ方を紹介します。

今泉明子医師

この記事の監修医師

今泉明子先生

今泉スキンクリニック 院長

医学博士・日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。聖マリアンナ医科大学卒業後、日本赤十字医療センターの皮膚科で皮膚科医としての経験を重ね、米・ニューヨークの大学で研究に従事。帰国後、都内の皮膚科クリニック院長を経て、六本木駅そばに今泉スキンクリニックを開業。ファーストクラスのホスピタリティとオーダーメイドの施術で、多くの人の「美しさ」を叶えている。また、年間7000症例以上の診療を行いながら、国内外の学会やセミナー、執筆活動も勢力的に行なっている。
今泉スキンクリニック:https://imaizumisc.or.jp/

肌や髪、血管、じん帯、軟骨など、体をつくる材料になるコラーゲン。内側からのキレイを目指す人に、コラーゲンサプリやドリンクが人気ですよね。

でも「コラーゲンは食べても飲んでも意味がない」なんて情報もチラホラ…。コラーゲン美容のホントに迫ります!

コラーゲンとは

コラーゲンは、人体を構成するために重要なタンパク質の一種です。体内のタンパク質に含まれる約30%がコラーゲンといわれ、皮膚は約70%がコラーゲンでつくられています。全体重で見た場合、その量は1/15を占めるほど。体の基盤となる役割を担っているため、皮膚をはじめ、骨、内臓や血管、歯や爪など、あらゆる組織に存在している成分です。

コラーゲンの働きについて

体内におけるコラーゲンは、具体的にどのような役割を持っているのでしょう?ここでは、美容面と健康面、それぞれの観点からコラーゲンの働きを解説していきます。

美容

人の肌は、上から順番に「表皮」「真皮」「皮下組織」で構成されています。この表皮内にある1番外側にある角層(角質層ともいう)では、バリア機能と保湿機能という大切な役割を果しています。真皮にあるコラーゲン(膠原繊維)の美容面における働き、その最大の特徴が肌に弾力とうるおいを与えることです。体内にあるうるおいをコラーゲンがしっかりとキープし、健康的な美肌を育んでくれるのです。また、外部から摂取するコラーゲンの成分は、保湿力に優れているものが多いため、ハリのあるみずみずしい肌を保つことができます。

健康

体内で多くの働きを見せるコラーゲンは、健康面の観点からも人体に欠かせません。その主な働きは、体の構造上絶対に必要なタンパク質の1/3を占める成分であり、体内の細胞と細胞の間をつなぎ、各細胞が活動しやすい環境をつくり出す役割を担っていることです。また、細胞から老廃物などを排出するほか、水分やカルシウムなどを皮膚をはじめとした体内の組織に定着させる働きも持っています。

コラーゲンの種類について

ひとくちにコラーゲンといっても、その種類は、現時点で判明しているだけでも29種類までにのぼるとされています。それぞれⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型というように分類され、体内におけるそれぞれの場所や働きも異なるようです。ここでは、皮膚に存在するコラーゲンを中心にⅠ型からV型までの主な分布や役割を解説します。

I型(線維性コラーゲン)

3本らせん構造になっている繊維性コラーゲンともいわれるⅠ型は、一般的に認知度の高い体内に最も存在するコラーゲンです。皮膚の真皮や骨、靭帯や腱などをつくり、それぞれのハリや弾力性、強度を保つ働きがあります。

II型(線維性コラーゲン)

II型コラーゲンは、主に関節や軟骨に含まれた成分です。関節の衝撃を吸収する働きを持った軟骨の約80%がこのII型で形成されています。また、眼の角膜や硝子体を構成しているものです。

III型(線維性コラーゲン)

I型よりも細く短い線維のIII型は、体内の組織に柔軟性を与えるコラーゲンです。主な分布場所は、内臓や肺、血管や赤ちゃんの皮膚などに多く含まれています。

IV型コラーゲン(非線維性コラーゲン)

皮膚に含まれる9種のコラーゲンの中でも、基底膜に存在するIV型コラーゲン。基底膜とは、皮膚の表皮と真皮をつなぎとめる役割を持っており、美肌を保つために必要なハリや弾力に欠かせない非線維性のコラーゲンです。

V型コラーゲン(線維性コラーゲン)

V型コラーゲンは、主に血管や平滑筋、胎盤などに含まれている成分です。また、ごく少量ながらI型やIII型コラーゲンの含まれている組織にも分布しています。

年齢と共に減少するコラーゲン

体内のコラーゲンは、加齢変化します。つまり、年齢を重ねると共に減少する成分なのです。一般的に25歳をピークとし、35歳を境に減少をはじめ、40歳になるころには、ピーク時の約50%まで減ってしまいます。60歳を迎えるころで、約30%になってしまうようです。

コラーゲンが否定される理由って?

コラーゲンは鳥や魚の皮、牛筋、フカヒレ、ゼラチンなどに豊富に含まれる、線維状のタンパク質です。プルプルした感触からもわかるように、弾力があり保水力にも優れています

ただし口から取り入れたコラーゲンは、一度アミノ酸まで分解。血液にのって全身に運ばれ、ビタミンCの力をかりて、コラーゲンをはじめとするタンパク質に再合成されます。

つまり食べたコラーゲンが、そのまま肌や髪、血管、じん帯、軟骨などの材料になるわけではない、ということ。わざわざコラーゲンを取らなくても「毎日の食事でタンパク質を取っていれば十分」だと考えられますね。

とはいってもコラーゲンを食べたり飲んだりした翌日、気持ちや表情にみずみずしさを感じたことがある人は多いのではないでしょうか。その秘密は「コラーゲンペプチド」にあるんですよ。

分解される手前で届くコラーゲンペプチド

コラーゲンペプチドとは、アミノ酸に分解される一歩手前のコラーゲンのこと。短く切ったコラーゲンが数珠つなぎになった状態です。コラーゲンペプチドはそのままの形を保って全身をめぐり、必要なところに届くことが報告されています[1]

またコラーゲンペプチドは、美容の源にアプローチするのも特長。例えるならば「美容をさぼりぎみな毎日に刺激を与えて、美意識のスイッチをONにしてくれる」といえるでしょう。

「コラーゲンを食べても飲んでも意味がない」という考えは過去の話。うるおいとハリのある毎日をサポートしてくれますよ。

コラーゲンの摂取量の目安

美容はもちろん、健康のためにもコラーゲンは継続して接種することが重要です。
一般的に美容や健康への効果が期待できる摂取量の目安は1日あたり5~10gと言われています。

コラーゲンは「手羽先」「牛すじ」「うなぎ」「ふかひれ」などの魚や肉の骨や皮に多く含まれております。
5~10g分のコラーゲンを食事だけで摂取しようとすると、かなりの量を食べなければなりません。また、コラーゲンを含んだ食品は栄養素が高く、脂質も多いのでカロリー過多やニキビなどの原因になる場合もあるので注意が必要です。

コラーゲンを取る場合は、ビタミンCと鉄分コラーゲンを一緒に摂ると効率よく吸収されます。食べ方や他の食品との組み合わせなども工夫して食べましょう。

コラーゲンを摂取するタイミング

コラーゲンの効果をより実感するためには、「骨や筋肉を作る」「体の組織を修復する」時間の前に摂取することがおすすめです。

お肌を修復するゴールデンタイムと言われている22時から深夜2時までの間は、成長ホルモンが活発に分泌されます。その時間帯に摂取したコラーゲンの効果を発揮させるには夜のメニューにコラーゲンを多く含んだ食品を取り入れましょう。

その場合、単品メニューではなく、バランスも重要です。コラーゲンの吸収は、体内に取り入れてから24時間と言われています。美容や健康のためには日々継続して接種する必要があります。例えば、コラーゲンドリンクやサプリを寝る前の習慣にすると無理なく続けられるかもしれません。

コラーゲンは摂取すれば効果が必ず出ると言うものでもありません。睡眠時間は乱れると成長ホルモンの分泌も減少し、コラーゲンの効果も減ってしまいます。当たり前のようなことですが、栄養バランスの良い食事、規則正しい生活を送ることが、摂取したコラーゲンの効果を最大限に生かす近道となります。

コラーゲンの摂取方法について

年齢と共に量が減少するといわれるコラーゲン。コラーゲンの減少は、肌のたるみやしわの原因になり、また、更年期以降の骨粗鬆症を悪化させるともいわれています。ここからは、これらのトラブルを防ぐため、美容や健康においても重要なコラーゲンの摂取方法を見ていきましょう。

食事での摂取

コラーゲンを摂取する健康的な方法といえば、毎日の食事で摂ることです。コラーゲンを多く含む主な食品には、豚足や牛スジ、鶏の皮、豚バラ肉などの動物性食品、エビやクラゲ、うなぎやスッポンといった海洋性食品があります。また、ゼラチンが入ったゼリーなどを食べることもコラーゲンを摂取する方法のひとつです。

サプリメントでの摂取

効果的なコラーゲンの摂取方法として、海洋性や動物性のコラーゲンが濃縮された高品質のサプリメントを使うことが挙げられます。サプリメントを摂取するときのポイントは、毎日少量ずつ継続して摂るようにしてください。1度に大量摂取しても体が不必要と判断した成分を排出するからです。また、体内のコラーゲンが生成される際に必要なビタミンCも一緒に摂るようにしましょう。

コラーゲン配合化粧品での摂取

コラーゲンが配合された化粧品を使うのもおすすめの摂取方法です。化粧品を選ぶときは、コラーゲンの含有量をはじめ、その種類や効果などにも気を配りましょう。たとえば、肌のたるみやしわ、ハリや弾力が気になる場合、美容効果の高いⅠ型コラーゲンが配合された商品を使ってください。自分の肌や体の状態に合う商品を選ぶことがポイントです。

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参考文献
[1]野口知里ほか. 20代から50代日本人女性における食事由来コラーゲン推定摂取量の特徴. 栄養学雑誌 2012; 70(2): 120-128

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